高校生が感動した数学の物語

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高校生が感動した数学の物語

  • 著者名:山本俊郎
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • PHP研究所(2023/08発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569855271

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内容説明

X軸とY軸が交差し、「数の組」の変化を点や線で表す座標。今では当たり前の概念ですが、デカルト以前の数学者は誰もそんなことを思いつきませんでした。デカルトはいかにして代数と幾何を結び付けたのでしょうか。「日本一わかりやすい」と絶賛される超人気予備校講師が、高校生を感動させた数学の歴史の話や、伝説の予備校講師三人の美しい「問題の解き方」を紙上再現します。 ●古代エジプト人は図形を使って2次方程式を解いた ●「解の公式」の誕生 ●実数から虚数、そして複素数へ ●アインシュタインに匹敵するデカルトの発想 ●物理学への扉を開く「モンキー・ハンティング」 ●「受験の神様」と呼ばれた渡辺次男先生の数学 ●発想の柔らかさをもった山本矩一郎先生 ●完璧な板書と解法だった根岸世雄先生

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tetsu

12
★3 数学の世界において、デカルトがアインシュタインに匹敵するほどの貢献したとは。初めて知りました。 1の長さの線分とaの長さの線分があるとき、ルートaを作図する方法を学びました。 今度どこかで自慢しよう。2024/09/24

ikedama99

6
夜に読む本。前半は数学史にかかわる部分がうまくまとめられていて、勉強になった。(方程式の歴史は面白い。4000年前の二次方程式の解法ははじめて見た)後半の3人の予備校講師の内容は初耳。2名は名前は知っていた。(一人は参考書、一人は月刊誌「大学への数学」の執筆)問題への取り組み方など参考になるし、いくつかの問題へのアプローチは、自分が解いたやり方もあるが、「こんな考え方もあるか」というのもある。でも、その流れも自然に思えた。解き方の工夫はもっと努力しないと・・と思った。この方のほかの本も読んでみたい。2024/03/31

tellme0112

4
すごく楽しい。学び足りなかった数学。納得行かないまま単位もらって終わってしまったので定期的にこういう本を読んでます。p35「人間的で自由な精神」心を止めた表現。長時間労働、無賃労働でも納期重視で働く現代の社畜には、数学を楽しんだり発展させたりする余裕もなく。。。と思いました。2024/06/19

takucyan1103

3
【IG図書館 ★★★★】▽速度というのは 距離➗時間 で計算しますね。アインシュタインは(光の)速度が一定であるならば時間が変わるのではないかと考えたのです。▽「幾何学」のなかで、デカルトは初めから科学一般に用いることができる理論を模索して、「座標」が生まれたのでした。湯川秀樹博士がその著書『創造への飛躍』でデカルトを天才の中の天才と評したのは、まさにこのことでした。2023/11/23

MrO

2
高校生の時に大好きだったなべつぐ先生のことが読みたくて買いました。ラジオ講座とか懐かしいいなあ。2024/02/17

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