職場の著作権対応100の法則

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職場の著作権対応100の法則

  • ISBN:9784800591296

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内容説明

【内容紹介】
ここまではアウト!? こうすればセーフ!?
ビジネスで直面する著作権のモヤモヤを解消する!

普段はあまり気にしていないが、いざ直面して悩む「著作権」。
昨今は権利・利益を守る意識が高まっていることや誰でも社会に配信できるSNSの存在もあり、
クリエイターでなくても仕事上で慎重な対応が求められるようになってきています。

会社員であれば法務担当者に聞くのも手ですが、質問のケースだけを判定するだけで、
「どうすれば使えるようになるのか?」「どうすればビジネスで有利になるのか?」
といった、現場が欲しい具体的な方策について回答してくれないことも少なくありません。
著作物をビジネスで役立てるには、各自が著作権に対する適切な認識や理解をしておくに越したことはないのです。

本書は、仕事で直面しやすい著作権に関する悩みや疑問について、なるべく具体的な回答に努めた1冊です。
実務における著作権侵害のリスクを知ったうえでの回避や予防、代替手段、トラブルへの対処策などについて、
クリエイターや法務担当者ではない人でもサッと読んで実践できる1冊となっています。
本書を通じ、著作物・著作権を適切に扱ってビジネスにお役立てください。

【目次】
第1章:日常業務でふと著作権が不安になったら
第2章:参考、流用、引用……企画業務ではどこまで許される?
第3章:目立ちたいがトラブルも困る!?販促・広告業務の苦悩
第4章:クライアントと著作権、強いのはどっち?
第5章:著作権トラブルを知恵と勇気で乗り切ろう!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

G-dark

17
「ZoomやTeamsといったオンライン会議で著作物を画面共有しても良いの?」「自社の著作物であれば社員は自由に二次利用出来るの?」「AIに描かせたイラストを商品に使っても良いの?」といった、仕事をする上で気になりやすい様々な著作権について教えてくれる本。イラストや表を使った説明は無く、文章のみの本ですが、ポイントとなる部分を大文字や太字にしてくれているので、文章だけでも内容がスッと頭に入ります。2023/11/18

大先生

15
素晴らしい!社会人必読。社会人として知っておきたい著作権まわりの問題について、具体例を挙げながらコンパクトに解説されています。他の本が無難な解説をしている部分についても、攻めた解説をしていて参考になります。例えば社内でのコピーも「私的複製」と認められる場合があるのでは?とか。ただ組織的にコピーや社内配信をするのは私的利用になるはずがなく、内部通報によって発覚するケースが結構あるそうです。権利者団体が情報提供者に報奨金を出していることもあるので、うちはバレないという発想をしてはいけないですね。2025/05/25

siomin

2
仕事で著作権に関係することもあるので、興味深い本でした。仕事上で起こりうる著作権に関わるトラブルと解決方法を呈示しています。法律上では具体的な説明はないし、それ故ケースバイケースの対処法しかないんでしょうか、正しく知って正しく対処したらトラブル解決も困難ではない。それよりは、トラブル回避のためになあなあに済ませたり相手の言い分に従うほうが危険なのかなと。会社の座右に置いとくと良いと思います。2023/09/18

pb_lack

1
職場で問題になりがちな事例をうまく取り上げられている。こういったQA形式のものはQにむしろ価値があることが多いが、本書のQ選択はいい塩梅。専門書ではあまり触れられないような細かな点だけど、実際にやろうとする気になるといったものもある。全体をとおして読めば「OK/NGのだいたいの勘所」がつかみやすくなるところが有用だろう。2024/01/12

NAGISAN

1
原則はダメ、こうこうこういう場合はオーケーではあるものの、その基準は曖昧という著作権法の難しさ。現実には、明確な法違反、非常識でない限り、著作権者(らしい者)との関係性や胸先三寸次第だろう。本書は終始建前論の従来書より踏み込んでおり参考になることが多い。職場の会議への新聞コピー配布について、著者は、著作権者の不利益の程度とコピー制限による適切な利用促進等とのバランス、「個人使用目的の複製」と同視レベルか否かと述べる。公刊本としての限界があるので仕方ない。紛争になると、コピー不可か?お目こぼし含みで1部か?2024/01/09

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