角川新書<br> 全検証 コロナ政策

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角川新書
全検証 コロナ政策

  • 著者名:明石順平【著者】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • KADOKAWA(2023/08発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040824574

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内容説明

第一章 コロナの現実 
1 はじめに 
2 感染者数 
3 死者数 
4 重症者数 
5 入院治療等を要する者等推移 
6 集団感染等発生状況 
7 コロナ後遺症 
8 スペイン風邪との比較 
第二章 海外との比較
1 世界との比較 
2 各地域との比較 
第三章 コロナ対策 
1 ワクチン 
(1)ワクチン接種国際比較 
(2)感染予防効果 
(3)発症予防効果 
(4)重症化予防効果 
(5)後遺症予防効果 
(6)ワクチン副反応 
2 マスク 
3 行動制限 
4 PCR検査 
第四章 医療崩壊 
1 救急搬送困難事案 
2 病床多くして医師少なし 
3 民間病院が約8割 
4 他の国ではどうか 
5 5類変更で何が変わるか 
第五章 コロナ予算 
1 2020年度決算の規模と上昇率は1950年度以降で最大 
2 何に使われたのか 
(1)執行率を算定できたのは8割、その中で使われたのは8割 
(2)地方にばらまかれたお金 
(3)コロナ防止策に使われたお金 
(4)経済・雇用対策 
(5)予備費の行方 
(6)効果は? 
3 膨大な「使い残し」 
第六章 経済へのコロナ後遺症 
1 日本の資金繰り 
2 アベノミクスとは 
3 失敗を統計操作でごまかす 
4 アベノミクスの真の狙い 
(1)日銀による国債買い支え 
(2)日銀が買い支えを止めるとどうなるか 
(3)金融緩和も財政出動も「お金を増やす」もの 
(4)日銀の債務超過 
(5)根本原因は借金のし過ぎ 
(6)所得税収と消費税収が少ない日本 
(7)コロナがもたらした債務の膨張
(8)未来小切手帳

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

koke

11
全検証とのタイトルですが、1/3以上はコロナをだしにしたアベノミクス批判、いわゆる財政規律・緊縮論でした。経済に明るくないので是非は分かりませんが、論旨は一方的なきらいを感じました。前半も公表されたデータからのまとめという感じで浅さを感じます。GOTOトラベルの地方経済への効果と感染拡大のダメージを比較した検証といったものが読めればと思ったのですが。2024/12/22

Ryosuke Kojika

9
コロナに罹患したのでなんとなく。公立病院の少なさは国民の生存権に関わる問題かなと思う。予算の使われ方、公的なフォローのチグハグを問題視するのもわかる。本書の半分ぐらい財政破綻論、そして、その対策が緊縮と増税すべし。それで国民を救えるのか。前半部分の考察にはグローバルな視点で語られるものの、財政については国内のみの視点で語られているようで。財政破綻、緊縮、増税の論を見ると生理的に受け付けない身体になってしまった。具体的に反証する力はない。ただ、日本の場合、財政破綻はしないと理解している。2023/11/29

小鳥遊 和

6
統計資料をグラフ化。日本の2020-22年100万人あたり感染者数・死者数は20・21年でアジア並みに少ないが22年に激増し両数共ヨーロッパ並みへ増。平均寿命の2021と19の差は日本0.4オセアニア0.7のみが(+)で他は米欧含め(-)。神奈川県データでワクチン接種回数が多いほど高齢者で死亡率が下がる(接種効果を支持すると述べるが、回数が多い人=軽症株蔓延中の感染者なので確証にはならない)。日本の医療体制に関するデータ(含国際比較)は医療崩壊の背景説明として良い。コロナ予算は他の書評通り財政総論になる。2025/05/14

Kazuo Ebihara

3
弁護士である著者が、3年間の新型コロナの国別感染状況を比較。 日本のコロナ対策、医療機関への影響、コロナ予算の執行状況から、 経済、財政の後遺症まで多面的に分析し、 政府の政策を評価しています。 以下に気になった数字をメモしておきます。 日本のコロナ感染者数 陽性率 2020年 234,109人 5.22% 2021年 1,492,874人 6.35% 2022年 27,226,973人 46.05% 2023/08/18

たろーたん

2
新型コロナの日本の新規感染者数「2020年23万4000人、2021年146万2000人、2022年2722万6000人」。また、日本と世界の100万人あたりの感染者比較「2020年日本1902人:世界1万504人、2021年日本1万2082人:世界2万5696人、2022年日本22万1872人:世界4万6604人」爆裂に増えてる!ちなみに、インフルエンザ受信者数の推計「マックス時が2017~18年1458万人から、2020~21年1万4000人となり、2021~22年3000人」となっている。ビビる。2024/08/23

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