むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。

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むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。

  • 著者名:青柳碧人【著】
  • 価格 ¥1,595(本体¥1,450)
  • 双葉社(2023/08発売)
  • ポイント 14pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575246568

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内容説明

一世を風靡したといっても過言ではない、日本の昔ばなしをミステリーで読み解いた『むか死』シリーズの最新刊にして最終巻。あっと驚くミステリーのもとになった昔ばなしは「こぶとりじいさん」「耳なし芳一」「舌切り雀」「三年寝太郎」そして「金太郎」――いずれも趣向に富んだ、これまでの作品に勝るとも劣らない作品集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

331
青柳 碧人は、新作中心に読んでいる作家です。『むか死』シリーズの最新刊にして最終巻、少し飽きてきたので、これで終了で好いかも知れません。オススメは、「女か、雀か、虎か」&「金太郎城殺人事件」です。 https://www.futabasha.co.jp/book/978457524656800000002023/09/27

うっちー

213
段々と昔ばなしが複雑化しました2023/09/06

ひさか

192
小説推理2022年9月号こぶとり奇譚、11月号陰陽師,耳なし芳一に出会う。、2023年1月号女か,雀か,虎か、3月号三年安楽椅子太郎、5,6月号金太郎城殺人事件、の5つの連作短編を2023年8月双葉社から刊行。昔ばなしシリーズ3作目。昔話と謎解きが織り込まれたストーリー展開が楽しい。ラストは全ての話の関係者が一同に介する大掛かりな展開、かつ見事な結末に堪能しました。シリーズ1,2作を読むことにします。2023/10/20

はにこ

166
今回も昔話のオマージュで殺人事件の話を作りあげて、独特な世界観を見せてくれた。ただ、元の話を忘れているので、覚えていたらもっと楽しめただろうなと思った。今回は桃花となえのキャラが良かった。特になえの方は、三年寝太郎、雪女、かさこ地蔵、金太郎など様々な物語のエッセンスが詰まっていてお見事だった。2023/11/05

tonnura007

149
昔話シリーズ最終作。毎度のことだが、それぞれの昔話のシチュエーションや特殊設定をうまく活かしたトリックや謎が秀逸である。例えば、瘤取り爺さんでは瘤を付け外しできる鬼がいるという設定なので、瘤についた引っ掻き傷がいつ誰の頬にある時にできたものなのかというのが重要な謎になってくる。雪女の話は本当にこれが真相であっても矛盾が無いなと思ってしまった(笑)。個人的には金太郎城がお気に入りで、展開の速さと最後のオチが面白かった。今作でシリーズ最後というのが寂しい。2024/07/01

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