むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。

個数:1
紙書籍版価格
¥1,595
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。

  • 著者名:青柳碧人【著】
  • 価格 ¥1,595(本体¥1,450)
  • 双葉社(2023/08発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575246568

ファイル: /

内容説明

一世を風靡したといっても過言ではない、日本の昔ばなしをミステリーで読み解いた『むか死』シリーズの最新刊にして最終巻。あっと驚くミステリーのもとになった昔ばなしは「こぶとりじいさん」「耳なし芳一」「舌切り雀」「三年寝太郎」そして「金太郎」――いずれも趣向に富んだ、これまでの作品に勝るとも劣らない作品集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

290
青柳 碧人は、新作中心に読んでいる作家です。『むか死』シリーズの最新刊にして最終巻、少し飽きてきたので、これで終了で好いかも知れません。オススメは、「女か、雀か、虎か」&「金太郎城殺人事件」です。 https://www.futabasha.co.jp/book/978457524656800000002023/09/27

うっちー

172
段々と昔ばなしが複雑化しました2023/09/06

ひさか

156
小説推理2022年9月号こぶとり奇譚、11月号陰陽師,耳なし芳一に出会う。、2023年1月号女か,雀か,虎か、3月号三年安楽椅子太郎、5,6月号金太郎城殺人事件、の5つの連作短編を2023年8月双葉社から刊行。昔ばなしシリーズ3作目。昔話と謎解きが織り込まれたストーリー展開が楽しい。ラストは全ての話の関係者が一同に介する大掛かりな展開、かつ見事な結末に堪能しました。シリーズ1,2作を読むことにします。2023/10/20

タイ子

144
毎度ながらあっぱれな昔ばなしアレンジ作品。こぶとりじいさん、耳なし芳一と陰陽師が同じ舞台に立つと霊もビックリ。舌切り雀のおばあさん、昔話でもエグいばあさんだったけどますますエグい。おかげでおじいさん、ループにハマった。三年寝太郎ならぬ安楽椅子太郎が面白い。本当の昔話はどうだっけ?と思ってしまったくらい上手くアレンジしてある。姥捨て山話まで出てきて、殺人事件の現場は昔話の主人公たち勢ぞろい。なるほど!最終巻ということで総括しましたか。人間の欲望丸出しの話、これが日本昔話。と、言ってしまっては身も蓋もないか。2023/09/03

はにこ

116
今回も昔話のオマージュで殺人事件の話を作りあげて、独特な世界観を見せてくれた。ただ、元の話を忘れているので、覚えていたらもっと楽しめただろうなと思った。今回は桃花となえのキャラが良かった。特になえの方は、三年寝太郎、雪女、かさこ地蔵、金太郎など様々な物語のエッセンスが詰まっていてお見事だった。2023/11/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21393769
  • ご注意事項