内容説明
「帝国に貸し出した、雨を降らせるための魔導具に不具合があるらしい」
深刻化する砂漠化問題を解決すべく送った魔導具にトラブルがあったため、サルジュとともに再び帝国に赴いたアメリア。親交を深めるカーロイド新皇帝のため尽力する中、思わぬ襲撃に巻き込まれてしまい……。
「アメリアはそのままでいい。すべて、愛しいと思っている」
「こんなにしあわせな結婚ができるなんて、想像もできませんでした」
サルジュとの結婚を目前に、二人にとって過去最大のピンチが!? それでも私、王子殿下と結婚します――身分も実績も違う二人が送る、傷心から始まる究極の溺愛ラブロマンス完結巻!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinta
3
趣味趣向が合致して手を取り合った二人が、今度は隣国の砂漠化に研究成果で挑むの巻。自分が信じた道で誰かが助かるという形は研究者にとっては望むべく代物。そして一歩一歩着実さが研究という道へ突き進む者の熱さかと思う。そんな二人の人生を覗くことが出来て、派手さはないかもしれないが(事件は派手になってしまいがち)読者の心に沁み込む終わり方。ありがとうございます。2025/06/26
niko
2
最近この手の本が増えていますが、また新たなものを読みました。主人公もしくはお相手が令嬢っぽくないのはよく見かけますが、2人とも学者なのが珍しくて面白かったです。ただ、あまり重要ではないのでちょっと雑になってしまったのか、婚約者リースの存在が少々謎でしたね。2025/01/02
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