講談社文庫<br> いつの空にも星が出ていた

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講談社文庫
いつの空にも星が出ていた

  • 著者名:佐藤多佳子【著】
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • 講談社(2023/08発売)
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  • ISBN:9784065324295

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内容説明

うれしい日も、つらい日も、この声援と生きていく――。

本屋大賞受賞作家、40年の想いの結晶。
大洋ホエールズからDeNAベイスターズへ。
時を超えてつながる横浜ファンの熱い人生が胸を打つ感動作。


さえない高校教師。未来を探して揺らぐ十代のカップル。奇妙な同居生活を送る正反対の性格の青年たち。コックの父と少年野球に燃える息子。彼らをつなぐのは、ベイスターズを愛する熱烈な思いだった! 本屋大賞受賞作家が、横浜ファンたちの様々な人生を描き、何かに夢中になる全ての人に贈る感動の小説集。

目次

レフトスタンド
パレード
ストラックアウト
三振の記憶
ダブルヘッダー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

まさきち

86
一本のショートストーリーと三本の長編。そのすべてがホエールズ(敢えて一番馴染みのある呼称で)のそれぞれの時代の動静と共にリアルに描かれており、具体的な風景を思い描きながら楽しみました。そしてどの物語もあたたかい気持ちで締めさせてくれましたが、やはり一番のお気に入りは父を捨てた遠く門司で暮らす祖父に孫が一人で始めて会いに行く「ダブルヘッダー」です。2025/12/01

ぼっちゃん

60
大洋ホエールズ、DeNAベイスターズを愛して止まない横浜ファンの物語4編。会ったこともないおじいちゃんが日本シリーズの切符を取ってくれて一人新幹線に乗りおじいちゃんと観戦する『ダブルヘッダー』が良かった。2024/01/27

たるき( ´ ▽ ` )ノ

47
昔はプロ野球が嫌いだった。高校野球のように美しくなくて、お金のニオイがプンプンする気がして。でも、98年のベイスターズ日本一の瞬間をテレビで観て、プロ野球って凄いんだなって感動したのを思い出させてもらった。大洋時代からDeNA時代までを登場人物たちと共に駆け抜ける一冊。せっかくスタジアム近くに住んでいるのだから、もうちょっと本気でファンになろうかな♫2025/03/15

よっち

38
全てホエールズ、ベイスターズを巡るエピソードで綴られる、ベイスターズを愛する登場人物たちを描いた連作短編集。物静かな高校の先生が連れて行ってくれたスタジアムの思い出。予備校に通う女子高生と青年の出会い。家業の電気店を継いだ若者の好きなもの。洋食店のシェフの父で応援団長だった祖父と初めて出会う少年野球でピッチャーの息子。自分はファンというわけではなかったですけど当時は父親の影響でよく観てましたし、低迷期とか関係なく応援し続ける複雑な気持ちとか、それでも心から好きなんだと思う気持ちが心に響くそんな物語でした。2023/08/10

一笑

26
タイトルの「星」は横浜ベイスターズのことだった。ベイスターズの浮き沈み(沈むことの方が多かった)に合わせて浮き沈みを繰り返す、横浜ベースターズファンやその家族を描いた4つの物語。最後の「ダブルヘッダー」が特に印象に残る。おじいちゃんが横浜でダブルヘッダーを見ることはきっとこないのだろうけれど・・・。「パレード」、まだリーグ優勝も決まっていないうちから優勝パレードのためのオープンバス製作に取りかかる。分かるけれど驚いた。三浦や佐々木や筒香、実名で出てくるのでイメージしやすかった。「推し」があるって羨ましい。2025/10/23

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