老いの地平線 91歳 自信をもってボケてます

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老いの地平線 91歳 自信をもってボケてます

  • 著者名:樋口恵子
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 主婦の友社(書籍)(2023/07発売)
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  • ISBN:9784074555222

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内容説明

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脳科学者も絶賛! 91歳、ボケを恐れすぎない樋口恵子さんの暮らし方、考えグセなど老いのトップランナーの生きざまを綴る。

「老いの地平線」には何があると思いますか? 

老いのトップランナー・91歳の評論家 樋口恵子さん。
脳科学者・瀧靖之教授(東北大学加齢医学研究所)から「樋口さんの生活・習慣は、脳によいことばかりです!」と絶賛された暮らしとは?「いやいや、自信をもっていいます、年齢なりにボケてますよ」
「老いても老いても、果てがない。何歳になっても老いは続く」とは樋口さんの談。

2人の夫を見送り、80代で家を建て替え、超高齢期に2度目の乳がんの手術をし、91歳の今なおヒット本を連発。
月刊誌で新連載もはじまった。介護保険制度の改正や、ヤングケアラー問題へも目を光らせる。

認知症と老後貧乏・孤独への不安、超高齢期に多少ボケても、自分の美点や尊厳を失わずに生き続けたいと願う人へ、
樋口さんの暮らしグラビアや痛快エッセイは、必ずよき老いへのヒントをくれるはず。

ボケるのが怖い人、老後の暮らしを心配している人、まだまだ夢をもって超高齢期を迎えたい人、
親や祖父母世代が認知症になったらどうしようと悩む若い人、
どんな世代にでも、男女差なく読んでいただきたい本です。

猫と暮らす樋口恵子さんの普段の暮らし、考え方、人生のなかから「ボケにくい8の習慣」を紹介。
その習慣とは、
『モノは捨てない・おしゃれ心を忘れない・たわいもない話をする&筆まめに・
猫を愛する・社会に関心を持ち続ける・花を愛でる・なるべく自力で歩く・いつまでも食いしん坊』。

ほかに巻頭グラビアで、「91歳が安心して住める家実例」「100歳へ向けて 人生アルバム」を紹介。
また、「老い方、ボケ方、人生いろいろ」「多病息災 百歳確実」
「91歳、本当はひとりでも大丈夫じゃない」など痛快新作エッセイも多数掲載。

樋口さんのように生きれば、「老いの地平線」=最晩年まで脳を育て続け、ボケすぎずに社会とつながり、
大夢を画(えが)き、自分の長所を残したまま、笑って生きられる!

上野千鶴子さん(社会学者)との「貧乏ばあさんの生きる道対談」、脳科学者・瀧靖之さんとの「ボケにくい!健脳対談」も収録。


樋口 恵子(ヒグチケイコ):1932年生まれ、東京出身。東京大学文学部卒業。時事通信社、学習研究社勤務などを経て、評論活動に入る。東京家政大学名誉教授。同大学女性未来研究所名誉所長。NPO法人高齢社会をよくする女性の会理事長。内閣府男女共同参画局の「仕事と子育ての両立支援策に関する専門調査会」会長、厚生労働省社会保障審議会委員、地方分権推進委員会委員、消費者庁参与などを歴任。『大介護時代を生きる』『老~い、どん!(2) どっこい生きてる90歳』『老いの玉手箱』『BB(貧乏ばあさん)の逆襲』など著書多数。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

62
【ピンピンコロリは理想だが、現実は簡単ではない。ドタリと倒れてから、どう生き延びるか】老いのトップランナーである91歳の著者が、高齢者の暮らし方・考え癖などを綴った書。脳科学者・瀧靖之や上野千鶴子との対談、カラー口絵も。<高齢者に残された時間は短いのですから、見果てぬ夢でいいのです。夢に年齢制限はありません。/日本から介護に苦しむ人がいなくなること。女性がますます社会進出できる制度を整えること。『日本嫁哀史』を書き上げること。地域行政に子育て世代の女性の意見を反映させること。これが 91歳、私の夢>と。⇒2024/02/23

とよぽん

53
上野千鶴子さんとの対談がよかった。女性の地位向上を目指す盟友といった感じがする。でも、上野さんは樋口さんの後継者的な存在かな。90歳の卒寿を記念して「樋口恵子賞」を創設、高齢者が自立し、生きがいをもって暮らせる社会の実現に向けた活動を表彰するものだ。樋口さんが受賞した過去の副賞などを財源に、100万円ずつ使っても10年は継続できそうだと。素晴らしい。最後に、「91歳、私の夢」として4つ挙げていらっしゃる。その内容がまた、すごい!2024/02/05

ぶんこ

51
つい最近転んだばかりなので「小石や段差につまずいて転ぶのは70代。黙って立っているだけで転ぶのが90代」が面白かったです。樋口さんも転んでも骨折をされないのは私と同じ。骨密度は大切と実感。また補聴器は高価なものほど優れていて、また医療費控除の対象にもなると知ってふむふむ。我が家は子供がいないので「死後事務委任契約」にも興味津々。悪徳弁護士などの報道もあり個人に頼むのは怖い。地域の社会福祉協議会でも生前契約できると知り、それも興味津々。役立つ読書でした。2024/10/03

Roko

30
「高齢社会」「多死社会」、いずれも確実に来るわけですが、役所はちゃんと準備してるのかしら?毎度のごとく後手後手になりそうです。ということは、わたしたちは、そういう社会になることを予想して生きて行かなければならないということですよね。一生どころか、死んでからも自助努力を求められるのが、日本という国なんだなと改めて納得してしまいました。樋口さんを見習って、歳をとっても過ごしやすい家や暮らしのことを考えなければと思います。#老いの地平線91歳自信をもってボケてます #NetGalleyJP2023/08/11

空のかなた

26
著者はなんと91歳。介護保険の設立にも関わった猛者。タイトルに「自信をもってボケてます」とあるように、老いや痴呆に抗うことなく、今出来ることに真正面から取り組む姿に勇気づけられる。「小石や段差につまずいて転ぶのは70代。黙って立っているだけで転ぶのが90代」本当にそうなのかと納得できる、実際の生活シーンの記述に唸る。後半の上野千鶴子氏との対談頁は素晴らしいセッション。自分の老いが気になり始める前に読んでください、特に女性へ。2025/06/02

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