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内容説明
今、世の中では、深刻ないじめや体罰が、社会問題になっています。
何度となく、悲しい事件が繰り返されていながら、状況は少しも改善されていません。
子どもをめぐる問題の背景には、何があるのか。
何が、子どもたちを追い詰めているのか……。
精神科医、スクールカウンセラーとして、多方面で活躍する明橋大二先生が、思春期のさまざまな問題に率直に向き合い、子どもの心のSOSに解決の道を示します。
著者が代表を務める「射水いじめ防止プロジェクトチーム」がまとめた【いじめ対応マニュアル】も、全文掲載しています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mariya926
109
最近姪のような存在の高校生の子に相談されています。毎日がとても辛くて家出したいそうです。親には言わないで欲しいと言われているので、この本のアプローチは使えないですが…それでもその子の話を能動的な聞き方で聞く必要があると感じました。受け止めてあげることしかないですが、私に相談してくれて嬉しかったです。明橋先生の本はほとんど読んでいるので、目新しい内容はなかったですが、甘えと自立を最近少し面倒くさくなっていましたが(2か月保育園に行かずにいるので)それでもちゃんと受け止めてあげないとと反省しました。2020/04/22
パフちゃん@かのん変更
64
いじめによる不登校や家庭内暴力への対応が書かれている。いじめる子にも家庭の葛藤や不幸な成育歴がある場合が多い。子どもの心の成長は依存(甘え)と自立(反抗)の繰り返し。かたくなになっている子どもを褒める(認める)ことは難しいが、小さなことにでも「有難う、助かるわ」という感謝の言葉は有効。付録の「いじめ対応マニュアル」が良い。2015/08/02
鈴
40
アドラーっぽくて、また勉強になった。本がすでに手元にないので、記憶からのレビューとなるが、[子供というのはただでさえ学校でいろんなストレスや悩みを抱えているのに、子供にガミガミ言うと母親に対する悩みまで増えちゃうから、お母さんは自分がすべきことだけ考えよう]…といったニュアンスの話が、胸にストンと落ちてきた。そうか、わたしがガミガミ言うことで、子供の悩み事を増やすのだ!確かに私も中学時代、母から叱られる悩みというのが、全体の半分近くを占めていた気がする。2018/02/23
saga
27
射水市のいじめ自殺問題に対する対応アドバイザとなった著者。精神科医として、射水市アドバイザとしての知見に富む内容だった。親として子どもの問題に直面し、子を理解し、自らを律するために読んだ。本書を読む前は、子の姿を見て「新型うつか?!」などと色めき立ってしまいそうだったが、本書で示されたようなアプローチができるようになりたい。2014/01/17
kitten
16
図書館本。主に思春期の、いじめや不登校などに関する話。少し前の本だけど、今でもどこまで改善されているのやら。いじめられる方も悪いとか、絶対言っちゃあかん。自己肯定感の高さが必要なのと、甘えなければ自立もできない、といつ話。あと、いじめる方にも家庭に問題あること多い、と。少し前の本だけど、いじめ対策はどれくらい改善されてるだろうか。気になるのは、割と、父親、母親で役割を固定している話が多く、今の多様な家族や、ジェンダーギャップを無視してる点。父親が働いて母親が育児にあたることを前提にしてるのが少し嫌だ。2022/01/01
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