内容説明
一見すると幸せそうにしている人でも、他人に見せないところでは多かれ少なかれ「イヤな自分」を抱えています。人に嫉妬していたり、優柔不断だったり、ケチケチしていたり、心の中で他人の悪口がうずまいていたり、見栄を張りたかったり……。これらの「イヤな自分」=「イヤな性格」が心を支配してしまうときは、苦しくて、表情や話し方もキツイものになってしまい、自分の魅力を失ってしまいます。他人との関係もうまくいかないものです。本書では、話題の青年僧侶が、自分の中の「イヤな部分」とサヨナラして、心穏やかに幸せに生きる方法を解説します。“「お人好し」は性格がいいの?”“自分をいじめて、バーチャルな幸せを感じるのはやめよう”“「嫉妬する」心のメカニズム”“「悪口でストレス発散」は錯覚”など、目からウロコの幸せの法則ばかり。オールカラーのイラストとともに紹介します。「性格美人」な自分になって生きるのが楽になる本。
目次
第1章 「イヤな自分」→「ステキな自分になる」
第2章 「自己チュー」→「他者の心をつかむ」
第3章 「自意識過剰」→「自信を身につける」
第4章 「嫉妬深い」→「穏やかさが生まれる」
第5章 「グチっぽい」→「気品が漂う」
第6章 「ケチ」→「豊かな心になる」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かおりんご
39
さくっと読める自己啓発本。最近イヤな自分になっているから、ちょっとストレスフリーになろうと思う。負の感情と折り合いをつけねば。2016/06/21
ヒデミン@もも
32
内容は一般的なことばかり。だけどカモさんの絵が良くて癒やされる。「人の不幸は蜜の味」ではなくて「人の幸せこそが蜜の味」2015/04/22
Greatzebra
18
悪口は言わない。目の前にあるやるべきことに集中する。ウソはつかない。嫉妬しない。難しいのだ。2016/06/23
カッパ
15
自分の心、性格も大事な能力とうけとめます。仏教は性格をよくするためのものともいえます。愚痴や悪口など少しでも人を否定する言葉は怒りを含みますから自らのためにも決して口にしてはいけません。 後は値札を乗り越える幸せもある。本当に欲しいものを考えて定価で買う。2019/03/04
ほじゅどー
12
★★★★性格のいい人と言うと他人に尽くす人や親切な人をイメージするが、仏道では「欲、怒り、迷い」といったストレスのもとになる煩悩がなく、自分の心が綺麗なことを指す。性格の悪い人は自分にも他人にもストレスやダメージを与える。例えば自慢話をする人は周りから煙たがられ、グチっぽい人は他人をイライラさせる。自己チュー、自意識過剰、嫉妬深い、グチっぽい、ケチな自分とサヨナラする方法。2016/02/27