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内容説明
「おまえ、例の件だけど、評判悪いよ」――親切そうに教えてくれる先輩の一言。言われれば気になるのは人情だが、実は典型的な「聞いてはいけない職場言葉」なのだ。仕事での悩みの多くは、この種の言葉によって引き起こされている。本当はスルーしてもいいような言葉に影響されたり、流行り言葉に振り回されたりしないためには、どうすればいいのか。困った言葉から解放され、前向きに働きたい人のための解毒剤。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん１００７
42
かなり前から、感じとり、考えていたことと重なる１冊。言葉への、いい意味でのこだわりを持つこと。表面的な言葉に惑わされることなく、その背景を考えることで、その意図や実態の無さがわかってくる。2024/04/21
Mik.Vicky
8
まともに聞いてはいけない話、私は自然と受け流すことができているように思った。 人から見たらどうかわからないが、自分にとってはよい性格かもしれない。 逆に言ってはいけないことを言わないようにしないといけないなと・・・2023/11/01
Humbaba
7
何事につけても順風満帆で嫌なことなど何もない。そのような人生を歩めればベストではあるが、残念ながらそんな恵まれた人生を送っている人などいない。誰もが何らかの不満を抱え、人間関係にも苦労しながらやり取りをしている。だからこそ、自分ばかりと不満を残すような言葉を発するのはよくないし、そもそも自分のためにならない。一見気持ちが楽になりそうでも、最終的にはマイナスになるならそれは解とはなり得ない。2023/12/06
めとろん
6
なんだかモヤモヤする気になる言葉とその付き合い方、聞き流した方がいい理由をとてもわかりやすく上げています。 『絶対大丈夫か？』ではなく『リスクは見積もったか？』 『寄り添う』なら具体的に何をどうするのか。 『私は◯◯が嫌い』と言わずに『◯◯が好きな人はダメ』と言う人は自分の感覚に自信がないから。 上司や同僚の心ない言葉がある人は気が楽になります。2024/01/14
jupiter68
6
社会の中の不合理というか、不条理というか、もやもやとしたことがちょっとだけこの本を読んで解明できたのではないか。けっして「楽しかった」という読後の感想ではないけど、ためになりました。2023/12/25
