内容説明
2023WBCで見事世界一に輝いた侍ジャパン。
優勝に導いた栗山英樹監督の隣で、作戦の準備に奔走していたコーチが、ベンチ内で起きていたドラマをすべて明かす!
・スワローズのコーチと並行して代表のコーチを務めることになった経緯
・点差を広げても全く安心できなかった東京ラウンド
・準決勝メキシコ戦での村上のサヨナラ打は無かったかもしれない!?
……など、あの熱い戦いの記憶が鮮明によみがえる一冊です!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ま
32
選手が自発的に気づくのを待つ我慢強さ。付かず離れずのコーチング。本書ではそんなに語られていないが、きっと選手を洞察する力があるんだろうなと感じさせる。著者が浪人してた頃のお父さんもまた名コーチだった。2024/03/24
ta_chanko
30
ファイターズ・スワローズで選手・コーチ経験を持つ城石コーチ。大学を辞め、野球から離れていた時に出会った栗山英樹の本。そこから再び野球に取り組み、プロの世界へ。引退後は栗山監督のもとでファイターズのコーチに。運命的なつがなりとも思える二人が、WBCでも監督とコーチを努め、日本をを世界一に導いた。世界一のベンチで起きたことや、著者の指導理念・スタンスなどが、彼の人柄が感じられるかたちで語られている。コーチの役割は選手の心に寄り添い、サポートすること。吉井理人『最高のコーチは、教えない』にも通じるコーチ論。2023/11/22
yyrn
27
2023WBCで優勝した侍ジャパンの戦いぶりを、日本ベンチ内で刻々と変わる戦況にどのような策を練って対応してきたか、監督の考えや選手たちの心情を丁寧に教えてくれるが、すでに様々なメディアで取り上げられているせいか既知の情報が多かった。むしろ後半のプロ野球選手として目立った成績を残せなかった著者が引退後間を置かずにコーチに就任できたいきさつの方が興味深かった。またコーチ契約期間満了後もすぐ別のチームから声を掛けられ、さらに日本代表のコーチにも選ばれた著者の、何がいったい評価されたのか?その一端を教えられた。2024/03/25
もちもちかめ
22
今年のWBCの感動再び!やっぱり準決勝のメキシコ戦のほうがドラマだったんだー!一生心に残る試合。読んですぐ思い出した。村上さんに代打、牧原さん(ソフトバンク外野手)にベンチで準備頼んでたんだって。その時の牧原さんの不安そうな顔。本人曰く人生で一番緊張したとのことで笑、結局栗山監督が、ムネに任せると決断。ムネに任せるってバント代打なし、と伝えた時の牧原さんの安堵の顔。笑。村上さんに代打って思った!ってみんな言ってたけどさ、だーれがやりたいのか、絶対嫌だよね笑。そんな裏話が楽しくて楽しくて。良い読書。2023/11/27
katoyann
19
2023年WBC日本代表の内野守備・走塁兼作戦コーチを担当し、現在はヤクルトスワローズの二軍チーフ兼守備走塁コーチを務める城石さんによるWBC回顧録。コーチ就任の経緯からチームの様子まで克明に語っている。恐らく口述筆記の形を取っているため、試合の臨場感が伝わってきて読みやすかった。大学を中退するという苦労した経験も語られている。栗山監督への思いが熱く、大学を辞めた後に迷っていた時に栗山さんの本を読んで、再びプロを目指そうと思ったのだとか。野球好きの方にはオススメしたい。2024/03/08
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