日経文庫<br> ゲーム理論入門

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日経文庫
ゲーム理論入門

  • 著者名:武藤滋夫【著】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 日経BP(2023/07発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532108298

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内容説明

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 ライバルの動きはどうか? 自分の情報は完全か? 経済活動は意思決定、駆け引きの積み重ねだ。そのメカニズムを解明するのがゲーム理論。もっとも現実的な枠組みである「非協力ゲーム」に基づいて、やさしく解説。
 他の人々がどのような行動をとるかを常に考慮に入れながら、自分がどのような意思決定をするべきかをゲーム理論は明らかにします。人の関係から、企業、国家の関係までゲーム理論の応用範囲は広い。経済学、経営学はもちろん、政治学、社会学、生物学を学ぶ人にも欠かせない知識です。本書では、ゲーム理論のおもしろさを伝えるため、具体的な数値に基づいて解説しました。理解を深めるため、練習問題と詳しい解説を掲載しました。

目次

I ゲーム理論を学ぼう

II 非協力ゲームI:行動決定が同時に行われる場合

III 非協力ゲームII:行動決定が時間をおいて行われる場合

IV 情報不完備なゲーム

V 2人協力ゲーム:交渉ゲーム

VI 多人数協力ゲーム:特性関数形ゲーム

VII 進化と学習のゲーム理論

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nobu A

6
先日読了の「利己的な遺伝子」を読んでいると、大事なテーマの一つだと感じ学ぶべく手に取った1冊。ゲーム理論は経済学でも耳にしたなと思ったら、経済学から誕生し社会学やコンピューター学といった様々な学問分野でも応用されるようになったとのこと。そもそも完全競争市場や独占市場は存在し得ない。そういう意味で理論理解の重要性は感じるが、数式が結構入ってくるから正直難しい。本著は各章末に練習問題も設けて確認も出来、分かり易く解説しているが、入門書とは言い難い。途中から集中力が切れ、斜め読み読了。必要性を感じたら再読だな。2021/08/27

金糸雀

5
文字が小さいので書き込みができないことを除けば良著すぎて鼻血が出る

4
ゲーム理論を全く知らない親友にこの本と図解ゲーム理論をあげた。このシリーズは相変わらず文字が小さいが、コンパクトな割にしっかり基礎的なことがわかりやすく書かれている。厳密的なことはそれほど書かれていないが、非協力ゲームも協力ゲームの簡単な例を通して、NEやコアなどについて書かれている。武藤先生の本は青色の表紙のゲーム理論がおすすめである。2015/07/26

あおいとり。

4
協力ゲームのところを重点的に再読。相関均衡について厳密に触れられている入門書があまりなかったのでその部分は時間をかけて読んだ。新書サイズのため渡邊ゲームと比べるとややコンテンツの量に少なさを感じるが、それでもきっちり非協力、協力ゲームの大枠を押さえている点が良著と言われる所以なのだろう。ちょっとゲーム理論に興味ある初学者には最高の入門書。2014/07/05

kusano

4
ゲーム理論の大枠を新書サイズで解説してしまう一冊.非協力ゲーム,協力ゲームから進化ゲームについても章を設けている.扱う範囲が広いので,一つ一つの章の記述はたいへん簡潔で,長所でもあり短所でもある.演習問題はその章の内容の確認レベルに留まり,例えば無限繰り返しゲームなど演習問題で扱われていないものもあるが,本書の「できるだけ数式を用いない」という立場からは仕方のないことであろう.章ごとに必ず事例を複数あげている点は,現実との関連をもたせるという意味で非常に優れていたように思う.2011/12/05

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