悪魔のコーラス

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悪魔のコーラス

  • 著者名:モモコグミカンパニー【著】
  • 価格 ¥1,397(本体¥1,270)
  • 河出書房新社(2023/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309031163

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内容説明

由緒あるミッション系中学へ転校してきた透花は、母との葛藤を抱えながら、合唱部の異様な活動に呑み込まれていくが―― 大ヒット『御伽の国のみくる』に続く渾身の青春サスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まる子

25
タイトルには『コーラス』とあるけれど、コーラスらしい事は合唱部と合唱際があるって事ぐらい。ミッション系スクールの小鳥遊学園。生徒の自殺、教師の病気、懺悔部屋と謎が多い。学園長、娘の紫音、彼女の兄である海音に何があるのか?逢沢(原田)家はなぜ援助を?蓮見くんは何かを隠してる?次々と起こる事件、謎が多いうえに、読んでいると「なんだ、この狂気は⁉️」状態💦学園サスペンス?モモコグミカンパニーの本なので、念のため読んでみたけれど…。中高生なら著者で読みたくなるだろうな。2023/11/05

takka@乱読

13
REALITYにて紹介された本。著者のことについては全然知らないが、小説としては普通に面白かった。ミッション系の有名学校の中等部に転校してきた透花は、この学園を中心に巻き起こる気味の悪い出来事が巻き起こる。母親の宗教へのめり込む姿や学長の謎の行動が宗教と相まってさらに気味悪さを引き出していた。ただこの作品で伝えたかったことは、表面的なものだけで判断してはいけないということだったと思う。なぜそのような行動をしたのか、その背景には原因がある。ちょっとテンポが早かったのは否めないが、描かれていたと思う。2024/02/15

くらすけ

12
再読しました。透花に関して:思春期特有の親への複雑な感情が表現されていてリアルなキャラだと感じた。    エンディング:薄見君と透花の状況が対照的。薄見君より学長や紫音の方が酷い状況の方が納得感はありそうだが、テーマの許しの大切さを強調するために薄見君を使ったのかなと考えた。2023/08/24

カリスマ

10
BiSH解散後すぐに出版されたので、アイドル活動で多忙な時期に本書を書き上げたのだろう。学園もの、サスペンスなどを読むこと自体が久しぶりであり、文章もクセがなく読みやすいのでスラスラ読めた。ストーリー全体としての感想は、面白くないわけではないが、物足りなさを個人的には感じてしまった。エピローグで渡辺葉月の真相が明らかになったとき、「え、怖」と口にしてしまった。小鳥遊家の人間も他の登場人物もみんな狂ってるし、側から見れば透花は彼等に踊らされていただけかもしれない。作家として、今度のモモコグミに期待したい。2023/09/24

清掃員·D

10
処女作同様、キラキラしてません。 ドロッとサスペンス。 気持ち悪さが妙に心地よい。 モモコさんの心の奥に巣食う、ドロドロとした部分を前面に押し出した作品を読みたい‼️2023/08/11

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