リーダーの基準 見えない経営の「あたりまえ 」

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リーダーの基準 見えない経営の「あたりまえ 」

  • 著者名:清水勝彦【著】
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 日経BP(2023/07発売)
  • ポイント 18pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784822251406

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内容説明

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『戦略と実行』(2011年刊)で知られる気鋭の経営学者の書き下ろしリーダー育成論。 本書の序章「何が見えて何が見えないか?」からの一部抜粋です。

「現実には、単に成功したリーダーの事例をいろいろ示して、『学べ』と言っている『そのままコピー型』、あるいは『何も考えずに丸暗記型』、結果として死語とも思われる『頭でっかち』を一生懸命作っているのではないかと思うのです。

知識だけは珠のようにあるが、何が本当に正しく、何を捨てなくてはならないかという戦略の基本的な発想がなおざりになっていないだろうか。たとえわかっているつもりでも、その取捨選択の『基準』を議論することなく、単に取捨選択が重要だと叫んでいるのではないだろうかと。」

目次

第1部 「あたりまえ」について
序章 何が見えて何が見えないか?
第1章 「あたりまえ」とは何か?
第2章 「一般論」と「個別論」
第3章 なぜ、「あたりまえ」は忘れられてしますのか?
第2部 リーダーにとっての「あたりまえ」を見直す
第4章 正論が通れば、リーダーはいらない
第5章 感じられなければ、ビジョンとは言えない
第6章 大事なことは面倒だ(1)--神は細部に宿る
第7章 大事なことは面倒だ(2)--「人」は特に面倒だ
第8章 大事なことは面倒だ(3)--組織の中で最も面倒なコミュニケーション
第9章 想定外こそリーダーの出番
第10章 「助けて」と言えるか?
第11章 リーダーは見られている
■ケーススタディーー日本マクドナルドとゼンショー
第3部 リーダー教育再考
第12章 本当のリーダー育成のためにーー「あたりまえ」を見直す
第13章 まとめに代えて

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

雲をみるひと

15
ビジネス本だが、取り上げれている実例にストーリーがあり読破に苦労しない本。もちろんビジネス本として必要なエッセンス、理論は網羅されている。なかなかの良本だと思う。既に廃本となっているようだが、惜しい。2024/08/18

seura

2
図書館/人が変わらないのはあたりまえ、そういうもん/最初の現状認識の立ち位置から違う/ロジックだけでなく胆力人間力/未来は直感/野生のカンとヤマカン/「へんだぞ」=科学者一番心躍る言葉/イメージ背景ストーリー語らないと理念伝わらない/具体的なエピソード/採用は直感あてにしない/観察力/ダイバーシティのコスト、ダイバーシティでなくてもコミュニケーションできてないのに/コミュニケーション価値観を伝える/つまらない話でも聞けるか/本音を言える組織…(面倒だが)/信頼できる第三者/チャンスで人育つ2020/08/15

taverna77

0
どうしてももう一度読んでみたかった一冊。小さな組織だけど今いるところで、リーダーとして引っ張っていきたいという意識が徐々に芽生えてきている。その指針、参考とさせていただくべく、じっくり読ませていただいた。どのページを開いてもググっと来る言葉が迫ってくる感じ。2019/11/30

taverna77

0
『機会損失』に続き清水勝彦氏2冊目を読了。厳しい中に優しさが織り交ざり、本質をつく素晴らしい書籍になっています。当たり前の前提を疑い、本当のリーダーがとるべき道筋を照らしてくれます。行動を促してくれる指南書となりそうです。2019/01/04

Cat22

0
清水先生は私のお気に入りの著者の一人。本書を読んでいろいろな気づきがあった。2018/10/25

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