内容説明
現実の構造を認識し未来を予測する脳の能力と、AIの「知能」の違いとは? 天才ジェフ・ホーキンスの原点。書き下ろし序文収録
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
nbhd
15
結論→知能とは現実世界のパターンを記憶し、予測する能力のこと。この本に絡めて、僕が最近考えていることを整理しておくと…OpenAIから動画生成モデルSoraが公開され、AIもついにヴィジョンを獲得した。無限にヴィジョンを生成できるということは、そのヴィジョンをもとに逐次学習することも可能になる。AIが確率的に言語を導出するのは当たり前になってきたわけだけど、AIが確率的にヴィジョンを導出して、ピタゴラじゃんけん装置の結果を予測する日も遠くはなさそうだ。2024/03/27
konomichi
6
今日の、一大トレンドであるAI(あるいはディープラーニング)、人工知能、というカテゴリにおいて、「全てはこの一冊から始まった」と言ってもいい。そんな本。本書(2004年)と同じ著者が、その後(2022年)に上梓した「脳は世界をどう見ているのか」と合わせてどうぞ。2023/08/23
やすほ
3
【☆☆☆★★】 「未来を予測する能力こそが知能の本質だ。」深層学習の本だと思い手に取ったが、最初に執筆されたのは2004年とのこと。深層学習の登場以前だと言うのだから驚きだ。脳の新皮質について、大量の記憶にもとづくモデルによって未来を予測すると言う説明がされているが、これはまさしく深層学習そのもの。外部からの入力に対して、次に何が入力されるのか常に予測しているため、結果が外れたときに意識が向けられると言うのは実体験としても心当たりがある。予測だけでは完全な人工知能にはならないと思うが、非常に興味深かった。2025/12/23
ツッチャン
1
生成AIが発達し、AIがココロを持つと主張する開発者まであらわれた。知能の分野での研究は、想像を絶する速さで進んでいる。本当にシンギュラリティはおこるのだろうか。専門的な研究は難しすぎてわからないし。そんな不安になるまえに、AI開発、脳科学、知能について、一人ひとりが理解を深めることが大切だ。今から20年も前に書かれた本書は、知能についての深い考察がなされるとともに、その後のAI研究の方向性、音声認識、顔認証、自動運転などの実装を予言している。これはもう古典としか言いようがない。知能について理解する一冊。
かるごん
1
二十年前と思うとすごい予測力な感じだ。。。 脳は予測マシンで、予測とは計算ではなく記憶から引っ張り出すことで、その記憶には普遍的な表現がある ってだいぶLLMがやってることと同じ感じする2025/04/07
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