文春新書<br> 日本百名虫 フォトジェニックな虫たち

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文春新書
日本百名虫 フォトジェニックな虫たち

  • 著者名:坂爪真吾【著】
  • 価格 ¥1,300(本体¥1,182)
  • 文藝春秋(2023/07発売)
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  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166614158

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内容説明

『日本百名山』ならぬ『百名虫』登場!

文筆家・登山家の深田久弥が1964年に刊行した『日本百名山』になぞらえて、「品格・歴史・個性」を兼ね備えた日本の美麗昆虫・奇虫・珍虫100種を「百名虫」として紹介する一冊。

日本は昆虫の国である。全国各地に200以上の昆虫同好会があり、昆虫をテーマにした月刊誌が半世紀以上にわたって刊行され、ホームセンターで当たり前のように虫かごや捕虫網が売られており、カブトムシやクワガタムシの採集・飼育・繁殖法を解説した雑誌が書店に並んでいる国は、世界広しといえども、我が国だけである。

昆虫に関する書籍も数え切れないほど出版されている。近年は図鑑やハンドブックの種類も充実し、一昔前は誰も知らなかったような種でも、調べれば名前がわかるようになった。それぞれの昆虫が持っている「すごい」「ヤバい」「地味な」「残念な」生態も、愉快なイラストや美しい写真・動画で手軽に知ることができるようになった。

昆虫が持っているのは、名前と生態だけではない。全ての昆虫は、その発見にまつわるドラマ、採集者や研究者の武勇伝、収集家や飼育者の苦労話など、一言では語り尽くせない歴史を持っている。

しかし、それぞれの昆虫がどのような歴史を持っているか=いつ・どこで・誰によって発見され、どのような物語や逸話を持っているのかについては、図鑑やハンドブックにはほとんど載っていない。載っているのは名前・生態・全長・分布・発生時期程度である。

そうした情報だけでなく、個々の昆虫が持っている歴史、その背景にある人間との関わりを知ることができれば、より昆虫に対する理解と関心を深めることができるはずだ。

こうした考えに基づき、本書では、国内に生息する昆虫の中で特筆すべき歴史を持っているものを100種選定し、「日本百名虫」としてまとめた。

オオクワガタ、カブトムシ、タマムシ……。もちろん誰でも知っている虫もある。アカスジキンカメムシ、オオヒョウタンゴミムシ、ダイミョウヒラタコメツキ、ドロハマキチョッキリ……普通の人なら聞いたこともないような虫も入っている。

すでに虫好きな人もそうでない人も、一度手にとって2~3ページを読んでみてほしい。軽妙に語られる虫の豊かな世界にきっと引き込まれるから。

本巻『日本百名虫 フォトジェニックな虫たち』では、不完全変態の昆虫と水棲甲虫・肉食性の甲虫、別巻『日本百名虫 ドラマティックな虫たち』では、草食・菌食性の甲虫とチョウ・ガの仲間などを中心に、それぞれ50種ずつ紹介している。読者の興味のある種や仲間が載っているページから読んで頂いて構わない。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そうさん

4
9歳。一人読み。パラパラ読み。ゲンゴロウが気持ち悪いらしい。2023/11/04

takao

2
ふむ2023/12/26

kaz

1
フォトジェニックという程のものではないが、写真を眺めていると、ちょっと楽しい。図書館の内容紹介は『「品格・歴史・個性」を兼ね備えた日本の虫100種を、美しい写真とともに紹介。「フォトジェニックな虫たち」では、不完全変態の昆虫と水生・肉食性の甲虫50種の名前や生態、その歴史と関係した人物などを解説する』。 2023/08/17

こゆ

0
日本を代表する100種の虫を選んで紹介するという本。2冊あり、この本ではそのうち50種を紹介する。定番の虫から一般人には全く馴染みのない虫まで幅広く語られているが、どれも興味深い研究史と特徴をもっていて面白かった2024/03/21

Qfwfq

0
★42023/09/12

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