内容説明
年間総売り上げ一兆円超。ストイックな選手たちの日常、戦後復興や政治とのかかわり、ビルダーと呼ばれる職人の世界、女性選手がもたらした変化……。三〇年以上日本に住む英国人記者が、ユニークな日本発祥のスポーツ文化を通して描き出す日本社会の昔と今。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
サトシ@朝練ファイト
27
ケルビムの名前がでてびっくり、カラビンカのいきさつは知らなかった。(エリック・クラプトン所有)10年前か?ロードバイクチームの朝練で競輪選手を目指す若者と一緒に走ったことがあるがリアシングルで上りもこなすのが印象的だった。2023/10/16
くさてる
17
知っているようで知らない、競輪という競技。その日本独特の競技内容と選手や職人たちの世界に魅せられたイギリス人ジャーナリストが分け入っていくKEIRINワールドは、日本人の目から見ても新鮮で、深くて、面白い。自転車が日本に輸入されたいきさつから、ギャンブルとしての競輪、選手たちの人生、レースにおける特殊な決まり事まで、丁寧に調査されていてとても興味深かったです。2023/09/25
らくだ
7
競輪を愛するイギリス人が書いた競輪と日本の大衆文化史の解説。競輪の歴史や競技の特性は分かり易くていいですね。本国向け解説(埼玉は英国のとエセックスだそうです)も味があってイイ感じです。2023/08/19
towerofthesun
4
「競輪場に私がいなくても、競輪はおそらく存続する。しかし、今後も七〇年にわたって生き残るには。久美ーーと彼女のようなほかの多くの男女ーーが必要になる。日本社会のなかで、カチカチと音を立てる人口の時限爆弾の影響を免れた分野などほぼ存在しない。」…英国ガーディアン紙の日本特派員記者である作者が、JKA全面協力のもと競輪の起こりから中野浩一の黄金期を経て東日本大震災の避難所となったいわき平、そして東京オリンピックのケイリンまでを追った力作。外部から見たからこそ冷静で的確な筆致が読ませる。2025/07/29
デューク
1
「現代のサムライは、競輪場にいる」。そう語る筆者による、競輪論。 筆者は英国のガーディアン紙の日本特派員で、30年近く日本に在住している。そして自他ともに認める競輪ファンである。そんな筆者が語る、競輪の今までとこれからの話。日本で生まれ、日本独自の発展を遂げた競輪。日本人にとっては当たり前の光景でも、外国人の目を通すと新鮮な驚きに満ちている1兆円以上の売上を誇りながら、伝統芸能のような格式と形式美に満ちた、「競輪道」ともいうべきスポーツ。読めばきっと、競輪を見たくなること請け合いの一冊。おすすめ2025/02/01
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