内容説明
種族を越えて愛しあう竜人の皇帝ジゼルハイドとアンネリアだったが、アンネリアが花嫁として呼ばれたのには理由があった。
竜人たちは『鱗病』と呼ばれる問題を抱えており、竜から人の姿になることができない者が増えているのだという。そして病を患った竜人は、次第に知性を失い、獣に成り果て、ただの竜として竜人を襲うようになる。その治療のために、人の血を再び竜人の中に混ぜる必要があると一部では考えられていているが、真実はいまだ不明だった。
「もしかしたら、王国の図書室なら、治療する方法が見つかるかもしれない!」
アンネリアの国では、かつて竜と人が手を取り合って暮らしていた。それが二つに分かれてしまったのは、人と竜人の間に争いが起こったからだ。だとしたら、アンネリアの国にはなにか治療法を記した文献が残されているかもしれない。それを探さなければ――。
『炎帝に嫁ぎましたが、どうやら小動物だと思われているようです(2)【分冊版】1』には『ジゼルハイド様の竜体』~『古の文献』(前半)までを収録
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