KOSEN発 未来技術の社会実装 - 高専におけるCAEシミュレーションの活用

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KOSEN発 未来技術の社会実装 - 高専におけるCAEシミュレーションの活用


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内容説明

※本商品は固定レイアウトのコンテンツです。文字列のハイライトや検索、辞書の参照引用などの機能はご利用になれません。あらかじめご了承ください。

 本書は,これから卒業研究に取り組む高専生や若手技術者にまず読んでもらいたいという気持ちで執筆されました。
 第1章では,高専のCAE教育の現状と課題を解説します。第2章では,電磁気を応用した探傷試験法(渦電流探傷・漏洩磁束探傷)を解説します。第3章では,磁気光学イメージングを解説します。第4章では,未来技術の社会実装の高度化に向けた取り組みを解説します。
 読者の皆様には高専の教育研究を広く知っていただくとともに,本書を若手技術者の方の技術開発やCAE教育にお役立ていただければ幸いです。

目次

第1章 国立高等専門学校のCAE教育の現状と課題
1.1 CAEシミュレーション教育の現状
1.2 CAEシミュレーション教育の課題
1.3 CAEシミュレーション教育の今後の展開
1.4 電磁界CAEシミュレーション
1.5 高専研究ネットワークの活動

第2章 電磁気を応用した探傷試験法
2.1 電磁気現象を利用した非破壊評価について
2.2 渦電流探傷試験法について
2.3 海中送水管の寿命判断技術の開発
2.4 スマート渦電流センサの開発
2.5 構造物材料の材質検査と残留磁気の応用

第3章 磁気光学イメージング
3.1 磁気光学イメージングの原理
3.2 磁気光学イメージングの解析事例
3.3 磁気光学イメージングの実験事例
3.4 磁性フォトニック結晶と磁気光学イメージング
3.5 フレキシブル磁性ガーネット膜の形成

第4章 未来技術の社会実装教育の高度化に向けて
4.1 高度非破壊検査技術者の必要性
4.2 高度非破壊検査人材育成のための教材パッケージの開発
4.3 スマートグラスと非破壊検査
4.4 深層生成モデルを用いた磁気光学イメージング
4.5 まとめ