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内容説明
家族が認知症だとわかり、いざ介護が始まったとき。悩まされるのが、認知症の人の「かたくなさ」。何かと「したくない」としぶる。妙なことにこだわり、聞く耳をもたない。一度機嫌を損ねるとなかなか直らない……。頑固になる、怒りっぽくなる、「介護拒否」をする。
「もっと素直になってくれたら、ずっと介護がラクになるのに」──けれども、当人には当人なりの理由や道理がある。それを理解し受けとめると、驚くほどすーっと穏やかになってくれる。反対に、こちらの接し方で、かたくなにさせてしまっていることも。
かたや訪問介護ヘルパーとして、かたやデイサービスの経営者として、「認知症対応の手練れ」である2人がタッグを組む本書。どう接すれば、認知症の人の気持ちを逆なでせず、日々穏やかに過ごしてもらえるか。現場に根ざしたノウハウを提供する。すぐに使えて、介護がラクになる!現役のデイサービス介護士による「認知症介護あるある」マンガも掲載。
目次
第1章 認知症の人が「かたくな」になるのには、理由がある
第2章 スーパー介護ヘルパー流!認知症の人が驚くほど穏やかになる接し方
第3章 こんなときどうすればいい?ケース別接し方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ıɯɐɯɐ‾oʇɐs
4
介護者がわの心の動きやケアについてはあまり言及されてはいない。著者の体験などから、ケーススタディができる本。ただ、他の本でも書かれているが、認知症はその人の世界で生きている。それはわかるのだけれど、介護がわとして悩むのは、介護者もまた介護者の世界で生きているという点にあります。かさなる部分はいいのですが、なんとなく重ならない部分があるような気がするし、そここそがモヤモヤの源泉な気もしている。もっと他の本も読んでみます。2024/01/01
宝塚けんけん
2
認知症の介護経験の豊かなお二人による共著であり共感できる点が多い。まず認知症の人がどういう状態からで現在過ごしており、何を望んでおられるかを察知する事が大事だ。介護する人との信頼関係が大切だ。認知症の人と話しを合わせて同じ話が続くと話題を変える方法は実践してみたが仰せの通り効果が大きいと感じた。また、認知症の方の失敗や間違いを責めてはいけないというのも実体験でその通りだ。また電話で複数の事を話したり、複雑な事を説明すると混乱される事も仰る通り。ガスからIHに変更したが、慣れるのに時間を要する。推薦したい。2023/12/29
kimikimi
0
認知症の人との基本的な接し方が記されている。素人向けなんで、既に専門職に就いている方にはむしろ復習となるであろう。2023/08/30