内容説明
「全米で最も優れた政策立案プログラム」
カリフォルニア大学バークレー校公共政策大学院の奥義
問題の発見から政策の設計、支持の獲得まで、必要な技術をすべて公開
本書は、政策立案を行う日本の実務家や学生を対象としている。
『正しい答え』ではなく『正しい質問』こそが政策立案の本質だ。
十分な訓練を積めば、「正しい質問」を発することが、
シンプルで自然で、当たり前の動作になる。
[政策立案の8つのステップ]
STEP1 問題を定義する
STEP2 エビデンス(証拠)を集める
STEP3 政策オプションをつくる
STEP4 評価基準を選ぶ
STEP5 成果を予測する
STEP6 トレードオフに立ち向かう
STEP7 分析を止め、焦点を絞り、狭め、深め、決定!
STEP8 ストーリーを語る
目次
日本語版への序文
訳者はしがき
序文
イントロダクション
PARTⅠ 政策立案の8つのステップ
STEP1 問題を定義する
STEP2 エビデンス(証拠)を集める
STEP3 政策オプションをつくる
STEP4 評価基準を選ぶ
STEP5 成果を予測する
STEP6 トレードオフに立ち向かう
STEP7 分析を止め、焦点を絞り、狭め、深め、決定!
STEP8 ストーリーを語る
PARTⅡ エビデンス(証拠)を集める
作業を開始する
関連資料を見つける
接触機会を得て協力を取り付ける
政策立案のためのインタビューを実施する
特徴や程度を表わす言葉を使う
信用を守る
政策立案の戦略についてのジレンマ
PARTⅢ 制度設計問題への対応法
成果を生み出す制度
8つのステップから「動く制度」への橋渡し
問題を定義する→主要な成果に集中する
政策オプションをつくる→制度に関係する組織の構造や執行プロセスを立案する
評価基準を選ぶ→達成すべき目的を特定する
成果を予測する→機能する制度かどうか確認する
トレードオフに立ち向かう→複数の観点から制度を精査する
移行戦略を考える
PARTⅣ 「スマートプラクティス」の研究――他所の良さそうなアイデアを理解し活用する
現実的な想定に立つ
「スマートプラクティス」の分析
「フリーランチ」を見つける/慣例や思い込みを打破する
先例を深く観察する
先例の特徴を明確にする/先例が持つ機能と特徴を区別する/多様性と複雑性を受け入れる
一般的な脆弱性を描き出す
しかし自分たちもうまくいくのだろうか?
自分たちが向き合っている場面を評価する/先例のもとの状況を評価する
8つのステップに戻って
付録A 政府が行うこと
付録B 公的組織・非営利組織を理解する――正しく理解するための質問
付録C 政治的支援を勝ち取るための戦略的アドバイス
付録D 依頼者と働くためのコツ
付録E ビッグデータや強固な科学的エビデンスを政策立案に取り込むための提案
参考文献
著者紹介・訳者紹介
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うえぽん