内容説明
自分が知らなかった自分を知る。対話は私にとって最高の授業だと思っています。
今回のテーマは「対話」について。作家・五木寛之が、文字を読むこと、書くことよりも大切にしているのが、人の話を聞くこと、そして人に語ること。ブッダも孔子もソクラテスもイエス・キリストもみな肉声で語りかけ、人々はその言葉を聞いて覚えたのであり、文字は二次的なもの、つまり、人の口から語られた言葉を記録するための道具にすぎないという。「対話とは、新しいことの発見であり、自分自身への問いかけでもある」。90歳の「生き方の先輩」が贈る、人気シリーズ。第5弾!
【主な内容】
第1章 対話の中に発見がある
第2章 面授の歓びを求めて
第3章 対談とはアートのようなもの
第4章 忘れがたい人々との思い出
第5章 真剣勝負こそが対談の魅力
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
あすなろ@no book, no life.
73
五木寛之氏がラジオ深夜便で語られているのを拝聴した事があり、かつてのラジオ番組五木寛之の夜を彷彿とさせ、いいなと思っていた。そのラジオ深夜便での語りがシリーズ・ムック本とされてあるのを書店で発見して即購入。題名と共にあるのは面授の弟子という言葉。師と直接向き合い、その肉声で教えを伝授される事だとの事。多くの対談をされて来た氏がその極意や相手とのエピソード等をあのお声で語られている。僕には梅原猛・美空ひばり・立松和平氏辺りの氏の語りが印象的でした。その他のこのシリーズも読んでみたい。2023/08/12
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