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内容説明
昭和初期、東京駅前のおだんご橋を渡った場所にある、あっこのお家でのお話。
辯護士(べんごし)のお父さんと、気骨のあるお母さん、にぎやかな兄弟8人、そしてお父さんが養っている書生のお兄さん3人の大家族で暮らしていたが、戦争の兆しを受け、住んでいた家を追われ、兄たちは出征、あっこや妹のあけみは疎開など、家族がバラバラになっていく。
家族と離れ離れになった幼いあっこは再び家族と一緒になれるのか――。
ホラー&エッセイ作家で大人気の流水りんこが描く、実際の人物をもとにしたハートフルストーリー最終章!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mr.deep
2
前巻までのお気楽ご気楽な戦前大家族ドタバタコメディーから一転、重苦しい空気に支配される戦時生活ものへ。幸い家族に戦死者がいないのでギリギリ結果オーライのほのぼのものとして読めます。作者の母の伝記的漫画で主要人物ほぼ生存の事前情報なかったらやばかった2023/07/16
ランディ
1
ちゃんと終戦まで描いてくれて作者に感謝。出征した伯父たちの話や戦後の苦労(食糧難か?)は「自分には描く力量がない」とのこと。この作者のこういう堅実なところには好感持てる。2023/09/16
shiho
0
この漫画のモデルであるりんこさんのお母さん、現在90歳でお元気そうで良かった。インド夫婦茶碗でずっと読んでたので2023/09/03