内容説明
オープンサイエンスは,昨今の学術コミュニケーションの動向を語るうえで重要な概念であり,学術コミュニティの内外で広く認識されつつある。
本書は伝統的なオープンアクセスの視座を踏まえつつ,研究データ管理,プレプリント,次世代リポジトリといったテーマを組み込んだ。オープンサイエンスの概念の広がりや現在の論点を整理し,読者が体系的に理解できるよう工夫した一書である。
目次
1章 オープンアクセスからみたオープンサイエンスと本書の位置付け
2章 オープンアクセス
3章 研究データ共有
4章 学術コミュニケーションを支えるオープンなインフラ
5章 その他の論点