内容説明
10人に1人はうつであると言われているが、うつではなくとも、社会で生きづらさを感じ、うつ傾向にあり、ストレスを感じている人は多い。これらの人々は、社会の中で、多くの苦しい思いをし、悔しい思いを味わい、落ちこぼれてしまうのだろうか。不登校児7000人以上と出会い、彼らを元気にすることを天職とした著者は、自分自身の経験を通して、生き辛さを感じている彼らが生きていく知恵や方法論を見出した。今という時代になじめない感覚を持ち、社会に適応できない彼らは、「弱い」のではなく未来を感じ取る嗅覚に「鋭さ」があるからで、次に来る時代はその「不適応」が「適応能力」へと変化していくはずだと言うのである。本書は、一章・世間の常識に「NO」と言う 二章・ときめきに身を任せる 三章・分かちあい、喜びあい、悲しみあう……を通して、今ある弱さが次世代の「強さ」へ変化する方法を説き、若者たちに自分らしい生き方を指南する、励ましの書である。
目次
1章 世間の常識に「NO」と言う(「がんばれば報われる」の毒に気づいているか? 生きづらさをやわらげる「立ち止まる力」 ニーズばかりに応えていると人は大きく育たない ほか)
2章 ときめきに身を任せる(どん底まで落ちたら、そこがあなたの出発点 目の前の小さな「いま」を懸命に生きてみよ 地味で平凡なことをおろそかにしない ほか)
3章 分かちあい、喜びあい、悲しみあう(考えることの中には悪魔が住んでいる 余力を残さず生ききると元気の井戸に水がわく 体は心の入れもの―心を変えたかったら体から変えよ ほか)
感想・レビュー
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航輝
kaorissimo
Kitamuu
あや
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