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内容説明
『おうさまがかえってくる100びょうまえ!』、『おうさまのまえでみぎむけーみぎ!』の柏原佳世子氏による絵本です。
だんだん世の中が暑くなることで、それに耐えられなくなってきたシロクマたち。シロクマたちが「どんなねがいもかなえてくれるどうぶつ」に助けを求めてやってくると、いろいろ便利な道具をおすすめされる。しかし道具にたよりすぎたことで、世界は冬になっても暑く、シロクマたちの体は工場の煙と日焼けでピンクになっていく……。
わがままだけどにくめないユーモラスなシロクマと、クラシカルで美しい作画は、小学校低学年から大人まで楽しめます。
読書感想文にもぴったり。「環境問題」を考える第一歩としておすすめの絵本です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
k sato
19
環境破壊の不条理を考えさせる類のない卓越した絵本です。ピンクのクマがいるのはなぜか・・・快適さを求めて、シロクマは夢を叶えてくれる生きものに頼りました。そして、次々に夢が叶ったのです。しかし、工場から排出されるピンクの煙が空を覆い、いつしか、氷河が消えてしまいました。シロクマの怒りは、夢を叶えてくれる生きものへ。しかし無責任な衝撃の一言!環境破壊は、便利な社会を目指した産業革命の遺産だと思っています。シロクマの行動は、今あるものを大切に思い、工夫して使うことが環境破壊を止める一助であると教えてくれました。2025/04/10
喪中の雨巫女。
11
《本屋》白熊さんが、ピンク熊になるんだね。2023/08/04
イカまりこ
7
夏の暑さに困っていたシロクマが森の工場にいるある動物に相談に行くと…地球温暖化のお話だった。便利を求めすぎたせいで自然環境を破壊してしまったシロクマたち。電気をガンガン使ってる絵と、このままじゃいけないって反省した後の絵、同じ場所の変化をじっくり見てしまった。四季がだんだん分からなくなってるもんなぁ。シロクマに責任転嫁せず、人間が意識変えていかなきゃな。今あるものと新しい技術で地球と長くいられるようにしなきゃいけない。2023/09/15
hiko
3
ピンクとブルーの明るい表紙。柏原先生の今度の絵本、今回も楽しいのかしら?!。と開いたら、環境問題の絵本。シロクマさんたちが私たちに代わって、身を持って学んでくれました。2023/12/15
はる熊猫
3
環境破壊、SDGsをテーマにした絵本。シロクマたちがエアコンを欲しがったのがきっかけで…というあらすじは、どうなんだろう。欲望のまま欲しがって自然破壊したのはシロクマじゃなく、人間だよね?とモヤモヤした。絵や文章じたいは良いだけに残念。2023/08/08
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