増補新装版オカルト・クロニクル 奇妙な事件 奇妙な出来事 奇妙な人物

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増補新装版オカルト・クロニクル 奇妙な事件 奇妙な出来事 奇妙な人物

  • 著者名:松閣オルタ
  • 価格 ¥1,980(本体¥1,800)
  • 二見書房(2023/08発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 540pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784576221472

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内容説明

膨大な資料の分析と独特の文体で異彩を放つ、オカルト研究サイト「オカルト・クロニクル」の書籍が新装版で復活!

朝里樹氏推薦!(『日本現代怪異辞典』笠間書院刊・著者)
未解決殺人事件、人が消えた家、心霊スポット統計学……
不可思議な世界をさまざまな視点と綿密な調査で紐解く、オカルトファン必読の書!


◎ディアトロフ峠事件
――ロシア史上最も不可解な未解決事件
◎熊取町七名連続怪死事件
―― 日本版『ツイン・ピークス』の謎
◎青年は「虹」に何を見たのか
――地震予知に捧げた椋平廣吉の人生
◎セイラム魔女裁判
――村に魔女は本当にいたのか
◎坪野鉱泉肝試し失踪事件
――ふたりの少女はどこへ消えたのか
◎「迷宮」
――平成の怪事件・井の頭公園バラバラ殺人事件
◎「人間の足首」だけが次々と漂着する“怪”
――セイリッシュ海の未解決ミステリー事件
◎「謎多き未解決事件」
――長岡京ワラビ採り殺人事件
◎ミイラ漂流船
――「良栄丸」の怪奇
◎科学が襲ってくる
――フィラデルフィア実験の狂気
◎岐阜県富加町「幽霊団地」
――住民を襲った「ポルターガイスト」の正体
◎八丈島火葬場七体人骨事件
――未解決に終わった“密室のミステリー”
◎獣人ヒバゴン
――昭和の闇に消えた幻の怪物
◎ファティマに降りた聖母
――7万人の見た奇蹟
◎赤城神社「主婦失踪」事件
――「神隠し」のごとく、ひとりの女性が、消えた
◎もうひとりのサジェ
――170年以上前、北ヨーロッパで起きた「ドッペルゲンガー事件」の深層
◎山荘の怪事件
――10人が黒焦げで発見された「第二の帝銀事件」
◎君と僕と呪われた脳
――世界の幽霊屋敷
◎数字で学ぶ日本の異世界
――心霊スポット統計学

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

へくとぱすかる

49
オカルト的な事件もあれば、普通じゃないけれど未解決のままの事件もある。「もうひとりのサジェ」が興味深い。通例のドッペルゲンガーは自分の分身を体験するものだが、これは自分には見えず、周囲の人間だけが見えるという稀な例。半ば伝説となった事件の真相は、徹底して調査することで見えてくるものがある。例えばこれも古典的だが、夢でクラカトア島の噴火を知って記事になったという、ボストン・グローブ紙の話とか。「虹」による地震の予知に人生の大半をかけた男の話も意外。藤原咲平が新田次郎のおじだったとは、ここで初めて知った。2023/12/01

緋莢

23
2018年に洋泉社から出た本に加筆・修正、さらに書き下ろしや、その後、MOOKに掲載したものも収録。『死に山』という本も出ているディアトロフ峠事件や、ハイジャック犯が全世界に公開せよと要求した「ファティマ第3の予言」、ヒバゴンやフィラデルフィア実験など、様々なものが取り上げられています。中でも興味深く読んだのは、日本の不可解な事件を扱った部分。大部分が未解決事件(ただし、元本が刊行された後に、解決したものが一つあり、それについて言及、一部文章を削除したそうです)で(続く2023/11/01

翠埜もぐら

22
本書は2018年に洋泉社から刊行された後、出版社が解散したため名作でありながらあっという間に絶版になったのですが、この度増補改訂され二見書房より出版されたオカルト界の金字塔です。(松閣先生ヨイショ!)いや実際至極まともでまじめな本なんですよ。「ディアトロフ峠事件」などの海外の事件から国内の失踪事件まで(行ける所は)実地踏査し幅広い文献を集めてきっちり考察しています。語り口がかなり砕けているので「まえがき」でドン引かないでください。取り上げられた事件はどれもかなり陰惨だったり悲惨だったりするのが、→ 2022/09/26

スプリント

14
知っている事件も多かったが 初めて知った情報もあり読み応えがあった。 あるエリアで連続策人が起きると関連付けたくなるが偶然続いてしまったということも十分考えられるなとも思った。2023/10/25

ドラマチックガス

12
ネットなどでもよくお目にかかるオカルト話の真実をさぐろうとする本。ビリーバーでも懐疑派でもなく中立に、ということだけれど、きちんと自分の意見を出しているところが素晴らしかった。そうなんだよ、データを見せて投げっぱなしが中立じゃないんだよ。「冗談はさておき」が頻発することからもわかるように、基本的に書き手は不謹慎でおちゃらけている。はじめは不謹慎だ、悪趣味だと思っていたけれど、読み進むに連れて、このスタンスじゃないと怖くて読めないことに気づく。そもそもこのテーマに手を出す時点で、こっちも不謹慎なんだし。2023/01/10

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