角川コミックス・エース 少女たちの痕にくちづけを （３）

著者名：春花あや【著者】

KADOKAWA（2023/07発売）

• ISBN：9784041139660

内容説明

親友やヴァンパイアハンターとの別れを経て、エミルとイブは姉妹に。ただ、互いの血を交換する＜姉妹の契り＞をしていないことが気がかりなエミル。イブの将来の夢を聞かされ、どんどん不安が募るエミルだったが…。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[おこげ]

姉妹に憧れるエミルの理由がなんて哀しいのだろう💔エミルを幼少期のトラウマから救うのが自分を救ってくれたイブの恩返しだよね。姉妹となるためくちづけをしていた生徒のように、今度はイブとエミルが姉妹の契りを交わす番♡プロポーズを済ませ一緒にベールで包まれたら誓いのキスにおめでとうってうっとり///💕姉妹となり結ばれた二人なら辛い過去を乗り越えられるきっと。残りの少女たちのその後も気になるし、吸血鬼と人間の今後含めて駆け足に感じる部分はあり。いずれにしてもイブとエミルの関係に決着がついたのは何より☺️

2023/07/09

[幸音]

電子。最終巻。Webで追いかけていたので最終回を迎えたことは知っていたけど、もう少し続くと思っていた。写真で見るイブの姉はエミルに似てる。天真爛漫に見えるエミルが、自分の魅了の力のせいで両親や友人の仲違いに悩み、実は対人関係は広く浅く築く方に向かっていったなんて。終盤でこんなにネガティブになるなんて思わなかった。「追いかけてもらえる存在になりたいの」なんて、当初のイブだと出てこない言葉だなぁ。一度は却下された姉妹の契りを交わして、ちゃんと姉妹の関係に着地して安心した。

2023/07/10

[よむよ]

てえてえ。たしかに一つの区切りではあるけど、こんなに早く終わるとは思わなかった。良い作品だっただけに彼女たちが変わっていく姿をもっと見ていたかった。

2023/07/11

[Yamineiko]

最終巻。もう終わってしまうのか……というのが正直な感想。 一応、メインふたりの話としては一区切りはついたとは思うけど、もうちょっと深掘りしてほしい要素がまだ残っているような気が。 吸血鬼、姉妹制度のある寮生活の学園といった大好物な設定の漫画だっただけに、惜しい部分が色々と気になってしまった。 作者の初連載作品ということを考えれば十分やっていたとは思うけど。今後の作品にも期待したいです。

2023/12/23