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内容説明
ぼくはしゅん、しょうがく2ねんせい。
なつやすみのじゆうけんきゅうは、ぼくのいぬのチャコにきめた。
だって、チャコがかわいかったから。チャコも、わたしをしらべてほしいってかおをしていたから……
*
「愛があふれていて素晴らしい!」「最後で涙が!」などとSNSで大反響を呼び(Twitterで約11.8万いいね)(2023年6月現在)、各ウェブメディアやTV等でもとりあげられた小学2年生(7歳)の男の子しゅんくんの、「ぼくの犬はどうしてこんなにかわいいのか」を探る夏休みの自由研究から生まれた絵本です。
シニア犬をいたわり愛する気持ちが胸を打つ、愛情あふれる作品で、犬を飼っている人はもちろん、これからペットを飼いたいと考えている方にもぜひ読んでほしい1冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
馨
71
自由研究のテーマを飼い犬のチャコちゃんについて調べた作者の絵本。可愛いだけじゃない、その時その時で異なる行動を取るチャコをよく観察したり、色んな方法で調べていて凄いと思います。チャコは幸せな犬だ。元気だったチャコが老いることで弱っていく姿は見ていて辛いけど長く生きてほしいです。2023/09/09
ぶんこ
57
小学2年生のしゅん君が、夏休みの自由研究に大好きな犬チャコを選びました。理由は「チャコがかわいかったから。チャコも、わたしをしらべてほしいってかおをしていたから」って、なんて素敵な理由なのでしょう。もう最高。赤ちゃんの時から一緒に育ち、チャコはおばあちゃん犬になってますが、しゅん君が面倒をみるって、ウルウル。犬も猫も、飼っていると「どうしてこんなにかわいいの」と思うので、激しく共感しました。2023/11/04
みこ氏
32
職場の読み聞かせに選んだ絵本。またしても泣く。最後の「ぼくがチャコのめんどうをみてながいきさせる」、は、いまの私にとても響いた。私はクーニャンを長生きさせられるのだろうか2023/08/01
ほんわか・かめ
30
しゅんくんの自由研究がそのまま絵本になりました。この出来上がった絵本を愛犬チャコに読んで聞かせるしゅんくんの写真をネットで拝見しました。しゅんくんの胸にもたれ、目を閉じているシニア犬チャコ。しゅんくんの声の響きを全身で感じているかのようでした。絵本に描かれている絆そのものです。えがしらみちこさんの絵もいい感じです。〈2023/KADOKAWA〉2023/07/27
ケ・セラ・セラ
28
小学2年生の少年の夏休み自由研究から生まれたこの作品。巻末の自由研究を読んで微笑ましくなる。たまらなく可愛いんだなー。そして年老いてきたことが悲しいけれど、「ぼくがめんどうをみてながいきさせる」にぐっとくる。大好きだからこそよく観察したりいろいろ調べたりすることができるんですよね。2024/01/12