もしもし、アッコちゃん?~漫画と電話とチキン南蛮~

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もしもし、アッコちゃん?~漫画と電話とチキン南蛮~

  • 著者名:東村アキコ【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 光文社(2023/07発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334953881

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内容説明

電電公社勤めの一族に生まれ、子どものころからお絵かきが得意だったアッコちゃん。利発でちょっとやんちゃ、子どもながら好みがはっきりしているアッコちゃんは、周囲の大人を振り回しつつ、宮崎の自然とのんびりした人々の気質にはぐくまれ時には鍛えられ、才能を開花させていきます。アッコちゃんの成長と日本の人気漫画の変遷をタテ糸に、電話の進化をヨコ糸に、昭和末期から令和までの著者の半生を“笑い”とともに綴ります。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

hiro

64
東村さんの『雪花の虎』を全く知らなかったが「女・上杉謙信の一代記、堂々終幕!」という言葉に引かれ、謙信に興味もあって全巻読んだ。読み終えてすぐ、読メでこの本のことを知り、漫画家さんのコミックエッセイは読んでいるがエッセイ本は全く読んだことがなく、電話局ファミリーの東村さんということにも興味があって、すぐに図書館で予約した。留守番電話、キャッチホン、テレホンカード、携帯電話という電話の進歩と東村さんのかかわりが面白く、また電話の進歩自体も懐かしく読めた。次はコミックエッセイの『かくかくしかじか』を読もう。2023/10/15

ぶんこ

54
東村さんを存じ上げず、漫画もみていないのですが、面白かったです。ご両親ともに兄弟が多い末っ子だったそうで、親戚付き合いが大変と思いつつ、子どもには楽しかったようです。私は子ども時代のことを殆ど覚えていませんが、姉は詳細に覚えています。アキコさんも姉と同じで覚えていることが多くて羨ましい。宮崎県の小学校では、真冬でも裸足で毎朝かけっこをするとは驚き。県民性は読んでいると面白い。電電公社、懐かしいです。104の番号案内のお仕事をされていたからこその宮崎空港でのドタバタは最高でした。2024/05/01

にゃんた

25
いやあ面白かったです。自分はアキコさんとはひとまわり歳くってますが、昔の時代の思い出はほぼ同じだなあって。電話があった時代のあれこれや、親戚の多いあの感じ、ちょっとした細かい思い出部分が わかる〜ってとこが多く、昭和時代を思い出し楽しく読めました。実を言うと漫画の方がほぼ読んだことないので、これから開拓していこうと思ったところです。2024/06/04

yyrn

24
私とは一回り以上も年下の女性なのに、また九州と東北という全く異なる地域で育ちながら、著者の幼少期の話しが我がことのように懐かしく楽しく読むことができた。それは、幼いころから漫画家になる!と決めていた彼女の様々なエピソードが、どれもが昭和の時代はマンガ本とテレビアニメが子供たちの共通言語だっだな、ということを如実に示していたからだろうw。また、本書のもう一つのキーワードが意外にも「電話」で、その進歩が、固定電話→テレカ→留守番電話→携帯電話→タブレット(スマホ)→マンガをタブレット(スマホ)で読む→2024/08/20

スノーマン

24
ほぼ同世代、幼少期や青春時代の思い出に重なる部分が多いのと、東村さんの思い出行動が面白すぎて、数ページに一回はくすくすと笑ってた。最初から変すぎる人、とか面白い人ってわけではなく、どちらかと言うと周りに合わせているタイプなのに、こんなに面白い。転校を繰り返しても馴染める柔軟さと人間観察眼、素晴らしいと思う。電話が常に最新(父がNTT社員)で、自宅に留守番電話とかキャッチホン設置後の周りの反応、笑いました〜。留守番電話に録音、最初は戸惑ったよね〜笑 そして、ごっちゃんが高3!あのごっちゃんが!2023/10/20

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