完本 仏像のひみつ

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完本 仏像のひみつ

  • 著者名:山本勉【著】/川口澄子【イラスト】
  • 価格 ¥1,925(本体¥1,750)
  • 朝日出版社(2023/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784255012391

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内容説明

これは便利!! 手元のスマホやタブレットに電子版を入れておけば、どんな仏像に出会ったときにも、おがむときにも、すぐに目の前の仏像が検索でき、より深い知識と興味が得られます!

仏像はやせたり太ったりする! 仏像たちにもソシキがあった!?
日本だけにうまれた、つくるヒト、ブッシのひみつ!
累計13万部。新たな「ひみつ」を加えた伝説の仏像本、完全版です。

この本は「伝説の仏像本」になるだろう。
いままで、誰もがする、してしまうような本作りをしなかった。
それがこの本の画期的なところになった。
――南伸坊さん(朝日新聞書評)

これでスッキリ! 仏像早覚え最強マニュアル。
いくたあまたの仏像解説書では身につかなかった基礎知識が、スンナリと身体に入ってゆくのだ。
<最強の仏像本>と、私は呼びたい。
――柴門ふみさん(週刊文春書評)

名前も知らない、初めて見る仏像でも、それを観察し、考えるための手がかりが、自分の中にできる。
ほんとうの「わかる」へと導いてくれる本。
仏像から始まって、仏教、日本文化、そして人間へ。
いつの間にか広く、遠くまでを見晴らせる、展望台へと導いてくれる。
――橋本麻里さん

この本では、仏像のひみつの基本中の基本からお話をはじめて、やがてだんだんと、仏像の世界の奥深いところや、仏像のまわりにひろがる霧みたいな中にも、ふみこんでみたいと思います。
この本を、いつでもそばに置いていただけるなら、お寺や博物館で仏像に出会い、鑑賞するのが、そして仏像のことを考えるのが、とても楽しくなるのを約束します。(「はじめに」より)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mayumi

34
仏像好きなので、これは買わねば!と思ったんだけどね。うーん。ちょっと子供向けかなあ?あと、紹介されている仏像の多くが東京国立博物館のもので、もうちょっと多岐に渡ってほしかった。薬師寺の月光菩薩・日光菩薩、興福寺の阿修羅像、東寺の帝釈天…有名どころが全然紹介されてないー。残念だわ。2021/06/16

yyrn

29
以前読んだ「仏像のひみつ」(06)と「続仏像のひみつ」(08)を合わせた内容に新たに2章(渡来仏、仏師)を加えて「完本」として今春(21)出版された本。▼読メで確認すると前に読んだのは東日本大震災後の2年後。復興の方向性が定まり被災地も落ち着きつつあった時期だと思うが、多くの人々の死を身近に感じて、改めて寺や仏像に関心が向いた時期だったかもしれない。若者はあまり仏像に興味など湧かないかもしれないが、二千年以上も続いているのだから日本人の琴線に触れる何かがあるハズ。探ってみては?2021/08/02

Tenouji

25
国立博物館の展覧会の内容を書籍化したものらしいですが、初心者的な疑問点に、こたえてくれています。形と意味、時代性をちゃんと説明してくれています。如来・菩薩・明王・天と、仏教世界の組織階層から入っていく内容も、非常にわかりやすい。良本です。2022/01/13

まさおか つる

21
仏像のことを追っかけていると、仏像の近くで生きた、たくさんの人の姿までもが、だんだん浮かびあがり、やがて、はっきりと見えてきます。/仏像の姿にも、仏像のかたちにも、そして仏像のなかみにも、気が遠くなるくらいたくさんの人たちの、いろいろな知恵や考え、そしていろいろな気持ちがこめられています。はいりこんでいます。/だから仏像のひみつは、わたしたちをひきつけるのでしょう。仏像のひみつは人間のひみつなのです。2022/01/03

ryohjin

17
仏像を鑑賞する楽しさにやさしく導いてくれる本です。正続分冊の時から読んでいたのですが完全版になりあらためて読んでみました。平易な文章と美しいイラストで教えてもらった「ひみつ」は、実際に仏像に接したときに立ち上がってきますので、自分の仏像を観る眼は、この本に助けられて培われてきたように思います。 この本にも出てくる東京国立博物館の法隆寺宝物館。居並ぶ飛鳥時代の金銅仏の前を歩いていると、この仏像たちが千年以上の間に見つめてきた大勢の人たちとつながっているようなそんな気持ちになる、お気に入りの空間です。2023/11/18

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