「ポスト戦後」を生きる─繁栄のその先に

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「ポスト戦後」を生きる─繁栄のその先に

  • 著者名:保阪正康【著】/姜尚中【著】/雨宮処凛【著】
  • 価格 ¥1,155(本体¥1,050)
  • 講談社(2023/07発売)
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  • ISBN:9784062188524

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

苦しく不透明な生活実感と偏狭なナショナリズム。ふたつが容易に結びつく空気が世を覆いつつある。それをどう回避し、乗り越えるのか――もはや「一億総中流」の時代は去った。そして、広がる格差とみえない構造への憎しみ。これが「戦後」の理想の結果なのか? 生きづらさの実感を、東アジア世界と歴史の中に位置づける。

※北海道新聞社は、2009年から毎年さまざまなゲストを招いて「≪道新フォーラム≫現代への視点~歴史から学び、伝えるもの」を札幌で開催、基調講演と討論、参加した若い人たちとの質疑を通して昭和史の教訓を今後にどう生かしていくかを考えてきました。今回は2013年11月4日に保阪正康、姜尚中、雨宮処凛の三氏を招いて札幌の道新ホールでおこなわれたフォーラムの詳報です。

≪道新フォーラム≫活字化 第5弾
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

壱萬弐仟縁

17
2013年11月4日札幌道新ホールのフォーラムを書籍化(8頁)。保阪氏は、集団的自衛権を許せないという(27頁)。歯止めがきかないという意味で、大きな懸念。地球儀外交は足元の地域から溶解せぬよう、ご注意いただきたい。灯台下暗しにならぬよう。治安維持法と国家総動員法は官僚が運用。いまは昔とちがうとして、特定秘密保護法を強行するのはいかがなものか、とも(41頁)。自由が不自由に置き換えられていくのは、市民にとってたまらない。 2014/07/10

spatz

11
2013/11/04に札幌道新ホールで行われたフォーラムの詳報。保阪正康/姜尚中/雨宮処凛。説得力を感じる。若い人たちの興味関心、投げかける質問。どう生きるかの迷い。世の中が危うい方向にいきそうなとき、また戦争になりそうなとき、なにをしたらどうしたらよいのか、という学生の問いかけとやりとり、がよかった。。そう、いまは物質的に満たされ、我々は戦争を知らぬから、たいていのひとが、とりあえずいまに満足だ、と答えるのだろう。2017/05/05

在我壷中

2
何処まで読んでも理解できない!我が国には宗教、信教の自由は保障されると認める、しかし総理はいけない!と。靖国を否定する方々は総じて批難、批判する。集団的自衛権すらを戦争へ繋ぐ!と、全く理解できない、現状の社会世界へ戦争を望み、政治家へ、ましてや総理へ?もし、だとするならばそれこそ責められるは主権者、有権者ではないのか。靖国反対!大いに結構です。我が国には総理も天皇ですら個人的には宗教信教は自由なのです。キリストの歴史、靖国の歴史、どちらにしても『戦争』『侵略』とそうした歴史抜きには語ることは出来ないのかと2014/05/21

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