文春文庫<br> キリエのうた

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文春文庫
キリエのうた

  • 著者名:岩井俊二【著】
  • 価格 ¥750(本体¥682)
  • 文藝春秋(2023/07発売)
  • 春うらら!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/14)
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  • ISBN:9784167920616

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内容説明

今、ここを歩くんだ――。
時代や社会に翻弄されながら歌い続けた少女の物語

新たなる歌姫アイナ・ジ・エンドが主演、松村北斗、黒木華、広瀬すずらが出演し、今秋公開予定の岩井俊二監督最新映画の原作小説。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

セロリ

40
スラスラ読める作品。物語は、キリエといっこさんの出会いから、いや再会から始まる。登場人物はそれぞれ事情を抱えている。歌えるけど話せないキリエと、そのマネージャーを買ってでたいっこさん、二人を引き合わせた夏彦のことが章を立てて書かれる。やや説明くさい。もっと読者を信じて、ストーリーの中に織り込んで教えて欲しかったな。そして最後の終章。うーむ、これはいかがなものか🤔 どんな効果を狙ったんだろう?なくても良かったんじゃないかと思ってしまう。2024/02/23

Bashlier

32
3/5 現代作品では珍しいありえそうなフィクション良作。著者は一貫してフィクションとノンフィクションの境界線を探ってきました。本作はかなり熟成が進んだ印象です。今回のテーマは”声”。舞台と追憶の時間差が生々しく描かれてる点がベテラン技巧感たっぷり。ただし、元々が映像化前提の脚本である為、サッパリ塩味。お料理屋さんの突き出しで期待が高まるような感覚。滑り出しは上々、映像作品でこの脚本にどこまで味が乗ってくるのか、今から楽しみにしております。2023/07/09

ぽてち

29
ギターを手に街角に立ち歌うストリートミュージシャンのKyrie(キリエ)。聴く人の心を震わせる歌声をもつ彼女はしかし、歌以外では声が出せず満足に話すことさえできなかった。思いを声にできるのが歌だけなんてまるでファンタジー小説だなと思い読み始めた。まったくの思い違いだった。読み進めるにつれ、彼女の周りにいる風変わりな人々の過去が明らかになり、彼女自身が背負っているものが見えてくる。絶句し、涙があふれた。この作品は岩井さんご自身が映画化されている。残念ながら公開時に観られなかったので、機会があれば観てみたい。2024/02/12

空のかなた

22
原作を読むと、どうして上映中に映画を観なかったのかと後悔があとからあとから湧いてくる。キリエ(希)という名前、逸子(源氏名?)と自分ではない存在のベールをまといながら必死に行きている二人の女性が、スクリーン上でどんなふうな表情をするのか、科白をどう解釈するのか、うずうずしてくる。被害市日本大震災、親愛なる人との別れ、引きずる未練。素敵な世界観でした。2024/01/18

シェルティ

20
BiSHのアイナ・ジ・エンドさんに岩井俊二監督がベタぼれして主役抜擢。原作とアイナさんの境遇が似てるとのこと。映画も早く観たいが、原作はけっこうあっさりでした。2023/07/15

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