B:鉛筆と私の500日

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B:鉛筆と私の500日

  • ISBN:9784488011253

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内容説明

新型コロナウイルスのパンデミックで隔離生活を強いられた16ヶ月間、イラストレーターにして作家のエドワード・ケアリーは、毎日1枚の画(え)を描き、SNSに投稿していった。偉大な作家や芸術家、歴史上の人物、小説の登場人物、さらに人間だけではなく、動物や鳥、植物や建物、風景に至るまで描きに描いた500点ものスケッチと、それにまつわる36篇のエッセイを収録。ケアリーらしさ満載のスケッチ集としても、時代を切り取るエッセイ集としても楽しめる珠玉の一冊。/解説=マックス・ポーター

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

tom

27
読友さんに教えてもらった本。絵を描くことができるのは、幸せなことなのだろうなと、見ながら読みながら思う。トランプやらペンスやらまで登場して、これは邪魔だったのだけど(著者なりの理由はある)、エミリー・ディキンソンやディケンズの顔、著者自身や家族・親族の顔、幻想の世界の生き物のよろしいこと、これを見ながら、絵を描くことができたらと、ちょっとだけ思ったのでした。著者が使うのはトンボのBの鉛筆(とても使い心地がいいらしい)とブリストル紙(べラム面)。これを使ったら、私にも絵が描けるか?無理だよね(笑)2023/11/01

ベル@bell-zou

26
パンデミック始まりからの一日一枚のスケッチとトンボ鉛筆Bと大黒椋鳥擬への愛にあふれるエドワード・ケアリーのエッセイ。心穏やかでない夜でもこの本を眺めるだけでクスッと脱力してしまう。精緻かつ超絶技巧の鉛筆画は時にユーモラスでどれも味わい深い。特に動物たちの絵にはケアリーの愛を感じ心和む。ただ何故か人物画にそこまでの熱量を感じないのもケアリーらしい。79日目のトランプとか本当ひど…笑。“決然とした青年”十変化どんどん崩壊して怖かったけれどパンデミックの落ち着きと共に最後は元通りになりホッ。また眺めよう。2023/09/11

アカツキ

14
コロナで家籠り中にSNSで毎日アップしていた絵500点とそれにまつわるエッセイを収録。絵は歴史上の人物、有名人、物語の登場人物、動植物など様々。人物画は最初からよく似ているけれど、枚数を重ねるうちにパーツのバランスがとれるようになって更に上手くなっている。毎日の積み重ねって大事なんだな。235日目のブラム・ストーカーと守護霊のような串刺し公ヴラドの絵が好き。ヴラド公、めっちゃ微笑んでる。279日目のドアのにおい嗅ぎサンタって何?!意味不明過ぎて笑っちゃった。2023/08/13

ROOM 237

12
コロナ禍で簡単に人と会えず交流を絶たれ、毎日肖像画を描き続ける事を己に科したケアリーさんの葛藤が詰まった一冊。継続について考える、いくら好きな事でもたまにはサボりたいし壁にぶつかるもんね、わかる。続けるぞ立ち向かうぞと決めたら、全力でなくても小さくふわふわっと進めれば良いじゃん?って選択も継続してきたからこそ強くなった証拠だと私は思う。タイトル「B」の由来に込められた想いにキューン♡日本人なら誰もが誇らしく感謝したくなるはず、嬉しいなァ。マイベスト肖像画はファニーなギレルモ監督♡2023/11/24

his

10
発売当初に購入して、少しづつ少しづつ、ねぶりまわすように、3頁読んで2頁戻り、1頁読んで3頁戻って、大切に大切に読み進めたこの本も、ついに読了。鼻が禁止された時代の500日に及ぶ素晴らしい鉛筆画。椋鳥擬をはじめとした生き物たちは、何度観ても飽きない。唐突に出てくる奇しくもバレンタインだった333日目の心臓。どんどん様変わりしていく決然とした青年。どうでもいいけど、ケアリーの自画像が割とカッコよいのに、息子のクセが強いんじゃ!笑 これは、本棚にしまっても、事ある毎に取り出して眺めそうな一冊。2023/11/01

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