内容説明
認知行動療法(CBT)には,今でも,技法と介入に焦点を当て「考え方をポジティブに変える療法」「特定の技法をマニュアル通りに実施しなければならない」といった誤解がある。治療においては,そういった技法の習得よりもまず,クライエントとかかわり信頼関係を築くことが第一である。本書ではそういった誤解を解き、クライエントとの関係構築のスキルを解説していく。
目次
日本の読者の皆さんへ:日本語版への序
著者紹介
序文
第1章 イントロダクション
第2章 CBTにおける治療関係:定義
第1部 一般的要素とCBTに特有の要素
第3章 実証に基づく関係性の要素を認知的なケースの概念化に適合させる
第4章 協働的経験主義
第5章 ソクラテス的対話と誘導的発見
第2部 治療におけるガイダンスの活用
第6章 アジェンダの設定と治療ペースの確立,セッションの目標
第7章 行動に焦点を当てた働きかけ
第8章 認知に焦点を当てた働きかけ
第9章 認知実験と行動実験
第10章 セッション間(ホームワーク)の働きかけ
第11章 関係性の終結と再発予防
第3部 セラピストの反応と治療の文脈
第12章 倫理の問題と治療関係へのセーフガード
第13章 セラピストの反応の特定とマネジメント
第14章 カップル,家族,集団への働きかけ
第15章 児童期・青年期を対象とした働きかけ
Mark J. Knepley, Hannah Frank, and Philip C. Kendall
監訳者あとがき
索引
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