内容説明
インテリジェンスなき国は亡ぶ!
企業業績だけなでなく国家浮沈の鍵を握る諜報活動とは? 歴史を揺るがした情報戦、世界で起きた秘密工作、スパイ天国・日本の現状など危機意識の薄い日本人に警鐘を鳴らす!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
つかず8
5
オーディブル。とても面白い内容だった。インテリデンスとは、様々な断片的な情報を統合して、国益をもたらす判断を可能にする情報と理解。日本は大戦敗戦以来、アメリカの支配を確実に受けており、日本のインテリジェンスの崩壊もその一つ。昨今、日本はスパイ天国と言われており、企業情報や国家機密は西洋諸国や資本主義の仮想敵国にも流出し放題。国益の為なら、各国は明らかなルール違反も厭わず、特にアメリカは首相官邸の電話も傍受していたという始末。日本はインテリジェンスの敗北により、諸外国の受注合戦に負けている。2024/09/18
030314
2
目から鱗の諸外国の実態。日本企業が大プロジェクトの仕事を取れない原因の一つに、インテリジェンスの欠如があるという。日本企業の内情(見積もり価格など)が競争相手国にバレバレだというのだ。又、アフリカの経済をフランスが牛耳っている事実、逆らったアフリカの指導者は消されるというハナシも初めて知った。すごいしエグイな、世界情勢は。これらの裏情報を話題にするマスコミが一つくらいはあってもいいよな、という気はする。丸谷さん、たくさん、本を書いて下さい。お願いします。2024/02/01
Masayuki Shimura
1
【インテリジェンスと危機管理、セキュリティの分野に関しても、徹底的なプロ化は絶対に必要であり、やる気のある優れた人間をそこに配置することで全員が大きく救われるのだという価値を、組織自体がもっと理解する必要がある】(文中より引用)・・・・・日本ではよく見られるのですが、「インテリジェンスの強化」と言う際に、純粋にその分野のみならず、歴史観や国家観を含めて仮託している場合があるというのを知る上で非常に参考になる一冊でした。2023/11/06
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