内容説明
馬渕睦夫氏による現代の世界情勢を見抜くための最新作。ウクライナ戦争報道・有識者分析の欺瞞とは? そして破綻しつつある民主主義の正体とは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
papacy
4
【ゼレンスキーは元俳優?】日本でも人気のあるゼレンスキーだが、時々演技っぽいなと感じることもある。馬淵さんが欺瞞だと考える理由を知りたくて読んでみた。確固たる理由は示されておらず、①戦時下にゼレンスキーがG7広島を外遊できるのは常識的におかしい、②ウクライナではなく欧米とロシアの戦争だと国民が気づき始め、ロシア国民の結束が増した等の話が印象に残った。相変わらずの馬淵節だったので、話半分で読んだ。ロシアで上手くいかないと中東で紛争を起こすのがDSの常套手段だと2023年に見抜いていたのは流石だと思った。 2024/04/19
のり
1
ウクライナ戦争、いま時点の事象で語るのは困難なので、歴史を遡って語られる。わたしには難しい内容でした。2024/06/08
dai267712
1
馬渕氏の見識に関心するばかりでした。特に7章が印象的でした。2023/07/20
スターゲイザー
0
馬渕先生の本は洞察が深い。日本やアメリカは最高の民主主義国家にランクインしているようだが、その中身はというと決して褒められるような内容ではないと言う。2025/05/07
フレデリック
0
TVや新聞の報道は嘘ばかりで、私が真実を教えます、という内容。ただこの人の言っていることを信じるには根拠が弱く感じる。半分以上が「思う、見える、疑わざるを得ない」と状況証拠で推論を並べる。本人は知識や経験から断定出来るのだろうが、聞かされた方は「なるほど!」とはすんなりと受け入れられない。情報過多の現代では、偏った魅力的で面白いものに惑わされないようにしなければならない。どちらの意見も深く信じ込まないように。ただ「日本人が日本人としての矜持を持たなくてはいけない」という部分は賛成できる。惻隠の情を忘れず。2025/03/09