新潮文庫nex<br> 夏の約束、水の聲(新潮文庫nex)

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新潮文庫nex
夏の約束、水の聲(新潮文庫nex)

  • 著者名:椎名寅生【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 新潮社(2023/07発売)
  • せまる年の瀬!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~12/15)
  • ポイント 150pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101802688

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内容説明

美しい海に囲まれた離島・玖輪島(くわじま)。客の出迎えに波止場で待つ民宿の息子・辰水(たつみ)の前に現れたのは、十五歳の少女・沙織だった。悩みを抱え、ひとりで島を訪れた沙織との淡い青春の日々は、夜の入江で「人魚」と出遭い、一変する。沙織の美しい身体を蝕む死の呪いを解くために、辰水は嵐の中を奔走する。迫る刻限、彼女の命を救えるか――。ひと夏の恋と冒険を描いた青春サスペンス。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

41
美しい海に囲まれた離島・玖輪島の波止場で、客の出迎え待つ民宿の息子・辰水の前に現れた十五歳の少女・沙織。彼女が怪異と出遭い、その身体に死の呪いを受ける青春サスペンス。悩みを抱え、ひとりで島を訪れた沙織との淡い青春の日々。沙織が夜の入江で人魚と出会い、受けてしまった美しい身体を蝕む死の呪いを解くために、刻限が迫る状況で嵐の中を奔走する辰水。ストーリー自体はオーソドックスで、結末もややあっさりめな印象はありましたけど、何より夏の島ならではの雰囲気を魅力的に描いた、とても爽やかなひと夏の物語だったと思いました。2023/08/22

山のトンネル

10
中学生におすすめしたい。2023/08/17

色素薄い系

5
うーん。ページ数が少ないからかもしれないけどサスペンス要素は無かったし解決もあっさりしすぎだったかな、と。結局もう呪い自体は無くなったの?みたいなのもぼんやりしてるし。まぁそことは別にボーイミーツガール物としては良かったんじゃないかなと思う。タツミが沙織を意識し始めた辺りはあんまりよく分からなかったけど。2023/09/03

ぐうたらな本好き

3
夏、離島、青春、少年少女。定番の要素を揃えたボーイミーツガール。こういう作品はいくつあってもいいですからね……好きなんですよね……。 本作の一番好きだったポイントは雰囲気の良さです。これでもかというくらい夏の島を堪能できたように感じます。肝心のストーリーは結構ふわっとしていましたが、まぁそこが一番大事な要素というわけでもないと個人的には思ったので、さして気になりませんでした。ページ数も短いので、さくっと読めました。2023/08/21

深海魚

1
このまま夏のアニメ映画になりそうな表紙とタイトル。中身も大体そんな感じだった。もう少し伝奇色があれば小説としての厚みも増したかも。2023/08/30

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