文章が劇的にウマくなる「接続詞」

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文章が劇的にウマくなる「接続詞」

  • 著者名:山口拓朗【著】
  • 価格 ¥1,650(本体¥1,500)
  • 明日香出版社(2023/06発売)
  • ポイント 15pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784756920140

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内容説明

あなたが書いた文章は、「そして」「しかし」「また」ばかりではありませんか?



同じ接続詞がたくさん並んでいる文章は読みにくく、幼稚な印象まであたえかねません。

また、接続詞が上手に使えていないと文章につながりが出てきません。

それどころが、意味が変わってきてしまうこともあります。

本書は、接続詞を上手に使いこなし読みやすい文章が作れるようになるための指南書です。



接続詞はそれまで述べた文章を受けて、後続の文章へと流す「渡し船」の役割を果たしています。

私たちは接続詞を頼りに文章を読み解いていきます。

裏を返せば、わかりやすく理解しやすい文章を書くためには、正しく接続詞を使う必要があるということ。

どんなにすばらしい内容が書かれていても、
接続詞の使い方が間違っていると(雑だと)、

読む人に伝わらなくなってしまいます。




渡し船が適切でない文章は「悪文」です。

論理や文脈が崩れてしまうため、読む人に

「意味がわからない」

「理解できない」

「脈絡がない」

「読みにくい」

と思われかねません。



逆にいえば、この「渡し船」の使い方がうまくなるだけで、その人が書く文章は驚くほど上達します。

その結果、読む人から「読みやすいです」「説得力があります」「わかりやすいです」と
言われる機会が増えていきます。


本書は全150個以上の接続詞に「意味」と「使い方」そして「文例」を掲載しました。

なお、接続詞というと、「しかし」「だから」「また」「したがって」など、

日本語の品詞の「接続詞」を思い浮かべる人もいるかもしれません。

しかし、本書では厳密に品詞を区別していません。

いわゆる接続詞だけでなく、副詞や代名詞、連語なども含め、

ざっくり「文と文をつなぐ役割を果たす言葉」を取りあげています。

また、文頭によく使われるフレーズも多数紹介します。

逆に、接続詞であっても、使用頻度の低いものは省いています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミライ

33
接続詞に特化した解説本。「言い換え」「順接」「逆説」「対比」「結論」「整列・列挙」などなど、主要な接続詞が網羅されて説明されている。例文を交えて解説されているので非常にわかりやすい。2019/02/16

なるみ(旧Narumi)

24
接続詞、侮るなかれ、と読後感じました。大変勉強になった図書館本でした。2020/08/05

みみずく

14
文章を書いていて、どの接続詞を使えばいいのか迷う時があり、学び直しも兼ねて読む。さまざまな接続詞の意味が例文とともに書かれていて、わかりやすい。特に助詞については、感覚的に使ってたけど、微妙なニュアンスの違いを改めて知った。助詞の選択眼を養うには、書籍や新聞等、プロの校正者が目を通した文章を日頃から読むことらしい。図書館でたまたま目にして借りたけど、手元に置いておきたい一冊。2021/08/03

Koji Takahashi

10
あまりにも正論過ぎて、接続詞を使うことが怖くなる(^^;; 知的な文章を書くためには避けられない「接続詞の辞典」として、そばに置きたい一冊です。2020/11/03

K

6
接続詞は車でいうところの「ウインカー」なのね。読む人に正しく伝えるため、不快にさせないためには正しい方向を指示しないといけない。接続詞の重要性をウインカーに喩えて説明されてすごくしっくりきた。図や英語を使って接続詞の使い方が説明されていてわかりやすい。接続詞辞書として大活躍しそうな1冊。2020/02/04

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