内容説明
ヒットラーの足跡を辿り、ナチス党の権力掌握から崩壊までを描く!
オーストリアの片田舎での生活、夢破れたウィーンでの放浪生活、下級兵士の大戦期……。政治に芽生え、弁舌を武器にナチス党を掌握、ユダヤ人絶滅と大ドイツ建設を目指して領土拡張戦争を展開。第2次世界大戦という大惨事を招くが、なぜ大衆に支持されたのか!「ナチズムは崩壊したが、百年後に同じ思想が甦るかもしれない。宗教の力と一緒になって……」と言い残した。
【目次】
はじめに
第一章 ヒットラーの誕生
第二章 苦難のウィーン時代
第三章 世界大戦勃発
第四章 政治活動を始める
第五章 ナチス党再建
第六章 大ドイツ建設
第七章 第二次世界大戦
あとがき
参考文献
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
detu
19
7/〜15了。図書館新刊棚より。ここの所立て続けに東欧物、共産圏物を読んでいる。新刊棚にこの本があったので、ものはついでと読んでみた。ヒットラーの人物伝と言ったところか。第二次世界大戦を引き起こし多くの人々、特にユダヤ人を死に追いやった極悪極まりない独裁者というイメージであったが、こうならざるを得なかったのかもしれないなどと考えてしまった。先読の『ベルリンは晴れているか』ではナチスにひどく憤慨したが、ユダヤ人対する考えはナチスだけのものでもなく欧州全般の意識であった。2023/07/15
近藤こたつ
0
「私は学者でもなく、その分野の専門家でもない。ヒットラーとナチズムを語るのに、専門書や文献を読み解くということもできない。またこの本は、そういう学術的なものでもない。」という前書きを踏まえて読むべき。少なくとも歴史を学ぶために読むものではない。終盤失速して箇条書きになったり細かいところをまとめたりするので歴史小説として読むのもどうだろう。筆者の想像力によってヒトラーの豊かな感情は表現されているので、ヒトラーに感情移入したい人にはいいんじゃないだろうか。初版第一刷だから仕方ないかもしれないけど誤字多いよ。2023/08/02
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