制度複雑性のマネジメント - 論理の錯綜と組織の対応

個数:1
紙書籍版価格
¥3,099
  • 電子書籍

制度複雑性のマネジメント - 論理の錯綜と組織の対応

  • 著者名:舟津昌平
  • 価格 ¥3,099(本体¥2,818)
  • 白桃書房(2023/06発売)
  • ポイント 28pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784561267799

ファイル: /

内容説明

各自がそれぞれの属するコミュニティの論理に従って「正しい」と信じて疑わないことを行っているだけなのに、それがコンフリクトを生み、解決が難しい状況となる。このような<話の合わない>事例は、社会にあふれている。

本書は、このようなコンフリクトが引き起こされる状況を「制度複雑性」と解釈し、解決の糸口を探る。題材にするのは、科学と事業の関係であり、その連携が複雑化する中、いかに科学の論理と事業の論理の対立をマネジメントし、イノベーションを生み出していくのか、その方策を追究する。

協働に伴って、必然的に顕在化する複数の論理の錯綜とコンフリクト。これを分断ではなく、新たな創造性を生み出す機会へと昇華させるための、「制度ロジック」の視点からのアプローチである。

イノベーションを生み出すべく、科学と事業の関係に関与する実務家や、さらには、<話の合わなさ>に直面し、苦悩する人々にも、多くの示唆を与える研究成果をまとめている。加えて主要な章には「ノンテクニカルサマリー」を収録し、一般の方にも読みやすく工夫され、好評を得ている。

目次

序 章 論理の錯綜とイノベーション
第1章 制度, 制度ロジック, 制度ロジック多元性
第2章 イノベーションをめざす組織間連携
第3章 制度ロジックの析出
第4章 第三のロジックの出現
第5章 分化と形態形成
第6章 同床異夢の成立
第7章 制度と制度ロジックの境界と認識
終章  分断の時代における組織の論理

最近チェックした商品