- ホーム
- > 電子書籍
- > コミック(少年/青年)
内容説明
フリーターの砂原中也は、就職活動中に「国際人材バンク」の社員募集を発見、軽い気持ちで応募。翌日に事務所を尋ねるとそこはプレハブの建物だった! その上2階にある社員食堂は昼間レストランとして営業するなど型破り。個性的なメンバーとともに、外国人労働者のトラブルについて、知恵と勇気と美味で解決していくのだった! 韓国新興宗教編、ベトナム兄貴編も収録! 電子書籍版では、巻頭ページと「デリアンコラム」をカラーページで収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新田新一
8
主人公の中也は国際人材バンクに就職します。そこは外国人労働者のトラブルを解決する場所であり、いろいろな国の料理が提供されるレストランでもありました。面白くて、ためになるコミックです。怪しげな教会が弱い立場にあるアジアからの労働者を食い物にしているといった問題が、鮮やかに描かれています。同時に世界各地の美味しそうな料理が次々と出てきて、食欲をそそられました。例えば、口の中でほろっと溶けるフィリピンのお菓子ポルボロンなどです。2023/07/12
へへろ~本舗
5
外国人労働者にまつわる問題・時間に関わっていく話。パクチー盗難の話、ごめん、わし、パクチーなくても生きていける。2023/07/07
新天地
2
とある国際人材派遣会社で日夜起こる様々な時には非合法の事態を対処する職員と外国人労働者の奮闘を新人職員の砂原を通して描く。表題通りの美味しいご飯が沢山出てくるのが良いアクセントであり救いや安らぎの一時でもある社会派作品。取材を元に描かれる外国人労働者の実態がどれほど過酷なのか、また実際にあった事件を元に描いていると自分でも解る箇所もあり、その現実感に恐さを感じつつ自分が日本人として申し訳ないと感じてしまう。現実は過酷でも人の善性を信じる姿勢が描かれていて各エピソードは温かさや希望を持てる結末になっている。2024/01/29
chris the bookwalker
2
期間限定無料。日本にいる外国人就労者が置かれている立場について、よくわかる物語。それに、各国の美味しい料理が合わさっており、とても興味深く読んだ。人材不足の日本はもはや外国人なしではやっていけないのだから、外国人も日本人も同じように暮らせる社会になってほしい。警察が外国人差別をするなんて言語道断。ポルボロンは幼稚園の時によく食べた懐かしい味。2024/01/15
pochi
2
社会問題を扱ってはいますがやや性善説に寄りすぎかな(ベトナムの窃盗団とか)?主人公の役割が希薄なのと絵柄がややあっていないところも。食を絡める構成ってやっぱり必要なのかな?2023/07/23