内容説明
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巻頭グラビア ウマの世界
特集 ウマの世界─野生のくらしと人との関わり
（総論）「ウマ学」への展望
（1）野生ウマの社会─ポルトガル・アルガ山のガラノ種の事例を中心に
（2）野生ウマの生と死─オオカミによる捕食と死の認識
（3）モンゴルにおけるウマと人─伝統知と自然科学の融合に向けて
（4）シベリアにおけるウマとトナカイ─極北人類学の視点から
（5）ヒトとの絆を紡ぐウマ─コミュニケーション能力に着目して
（6）比較認知科学が解き明かすウマから見た世界─タッチパネル利用で広がる研究の世界
（7）分子マーカーからひもとくウマとヒトの歴史─性格関連遺伝子の種間比較
（8）ウマにおける遺伝子多型と行動特性の関連─遺伝子が生み出すウマの“個性”
特別寄稿
カビやきのこの資料が語る人新世（アントロポシーン）
寄稿
「メンデルの軌跡を訪ねる旅」から（7）─エリザベート・シーマン博士の研究
実験観察の勘どころ
スカシユリを使って減数分裂を観察実験する方法～栽培・試料採取・観察まで
生物のナビゲーションに学ぶ
［第8回］災害時におけるヒトの避難誘導ナビゲーション
大学入試「生物」を攻略する
［第21回］2019年度の各大学二次試験について
裏山の昆虫誌
［第31回］ハケゲアリノスハネカクシ（最終回）
Hot＆Cool サイエンスカフェへようこそ
学都「仙台・宮城」サイエンス・デイ─［Vol.1］
福岡のサイエンスカフェ─［Vol.4］
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
恵
1
図書館より。ポルトガル、モンゴル、シベリアの野生馬の記事が面白かったです。特にポルトガル・アルガ山のガラノ種の群れ形成や死の認識の箇所は興味深く読みました。社会関係が強い個体間では死について親和的な反応を示す傾向が多いとの事で、動物の死生学はもっと掘り下げてみたい。モンゴルのワイルドな馬文化ももっと知りたくなりましたね。なかなか面白い特集でした。2021/05/11
