内容説明
養老乃瀧伝説に白虎隊の悲劇……日本全国に伝わるさまざまな伝説、史実の足跡をたどり、そこで出会った神仏との交信を綴るとともに、現代に生かせる開運のコツ、新たなパワースポットを公開。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユーユーテイン
12
東日本、西日本の各地に伝わる寺社の由緒や伝説を検証した本。帯に「識子的スピリチュアル民俗学」とある通り。私が最も心に残ったのは、白虎隊にまつわる話だ。白虎隊は飯盛山から会津城の辺りが火に包まれたのを見て、落城したと「勘違いして」少年隊士たちは「絶望して」自刃した、と聞いていた。しかし、実際は絶望したのではないという。識子さんが語る隊士たちのその時の思いを聞いて、それは真実だろうと私は腑に落ちた。なぜかと問われても、飯盛山に立ったときの感覚から、としか言いようがないけれど。そうであってほしいと願っている。2023/08/19
ミナ
6
西日本編があったのが嬉しい。ついに三重にもいらしたのかーと。養老と多度は近いものね。太郎坊宮はいつも目にして、スポーツ系の人が参拝されるところだしまた今度にしてしまっていたところ。今度こそお参りしよう。2023/07/27
☆ひとこぶラクダちゃん☆
5
全国25社、寺社仏閣の由緒や伝説を検証した本です。知っているお話もあり大変面白かったです。参拝してみたいのは愛媛県の大山祇神社『分かる能力が上がる』とのこと。気に入ったのは佐賀県の與止日女神社の神様『人間関係の修復を願う者が多いが、上手く活かせるにはどうすれば良いのか、神に願う前にもう少し頭を使え!』素敵なお言葉です。胸に刻み込んで策を練りたいと思います。2024/12/22
turtle
5
数々の魅力的な神社や神様が紹介されていて、旅に出たくなります。特に行ってみたいのは愛媛の大山祇神社。超古代のピュアな気を浴びられるなんて、とても元気になれそう。岐阜の養老の滝伝説の解釈も、なるほど!と腑に落ちました。2024/02/06
ちゃみ母
4
この本も読んで楽しくほっこり。白虎隊の話はなるほどと腑に落ち、心にじんときた。あとがきで、相手を思いやる声かけは神様仏様のお手伝いになると。実践できるかな。2024/12/02