内容説明
養老乃瀧伝説に白虎隊の悲劇……日本全国に伝わるさまざまな伝説、史実の足跡をたどり、そこで出会った神仏との交信を綴るとともに、現代に生かせる開運のコツ、新たなパワースポットを公開。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユーユーテイン
11
東日本、西日本の各地に伝わる寺社の由緒や伝説を検証した本。帯に「識子的スピリチュアル民俗学」とある通り。私が最も心に残ったのは、白虎隊にまつわる話だ。白虎隊は飯盛山から会津城の辺りが火に包まれたのを見て、落城したと「勘違いして」少年隊士たちは「絶望して」自刃した、と聞いていた。しかし、実際は絶望したのではないという。識子さんが語る隊士たちのその時の思いを聞いて、それは真実だろうと私は腑に落ちた。なぜかと問われても、飯盛山に立ったときの感覚から、としか言いようがないけれど。そうであってほしいと願っている。2023/08/19
ミナ
6
西日本編があったのが嬉しい。ついに三重にもいらしたのかーと。養老と多度は近いものね。太郎坊宮はいつも目にして、スポーツ系の人が参拝されるところだしまた今度にしてしまっていたところ。今度こそお参りしよう。2023/07/27
turtle
4
数々の魅力的な神社や神様が紹介されていて、旅に出たくなります。特に行ってみたいのは愛媛の大山祇神社。超古代のピュアな気を浴びられるなんて、とても元気になれそう。岐阜の養老の滝伝説の解釈も、なるほど!と腑に落ちました。2024/02/06
小督
2
初めて訪れる小さな神社やお寺で知る由緒に、「ここを参拝しても良いのだろうか」と迷う事があります。実際、屋島寺の蓑山大明神もそうでした。信頼できる人の見解を教えてもらうことで、大いに参考になります。村上水軍は私も興味があり、明石海峡大橋を渡って四国に入るコースと瀬戸大橋を渡って四国に入るコースとしまなみ海道を経て四国に入るのとではスピリチュアル的に違うようです。因島大橋を渡ったところからみえる島々は見えない世界では「山」なのだとか。もし次に行く機会があれば、意識したいと思います。2024/01/27
ささゆき
2
神仏と話が出来る桜井識子さんが全国の神社仏閣を回っては、言い伝えの裏に隠された真実を教えてくれる本。押しつけがましさが皆無なので、神様仏様はいつも見守っていてくれるんだなぁとほっこりするのが、正しい読み方かと思います。2023/12/17