webアクションコミックス 無名の剣 中国幻想選

著者名：鮫島圓【著】

双葉社（2023/06発売）

• ISBN：9784575440379

内容説明

目指すは王殺しーー。

流浪の剣士が王殺しに挑むーー表題作「無名の剣」、
弓の達人、槍の達人、格闘の達人、天性の悪党…
その強さたるや尋常ならざる者たちの〈生き様〉を描く、
中国古典６編をコミカライズした極上の中華ファンタジー!!

『竜王の娘』『狐の掟』に続くシリーズ第３弾。

▼収録作品
「無名の剣」
「ある男の善行」
「僧侠」
「弓勝負」
「怖がりの老師」
「母大虫」

※本書は新作エピソード４編の他にリイド社刊『蓬莱トリビュート 中国怪奇幻想選』から２編を追加して構成しています。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[うっかり呑兵衛]

中国の怪異小説ベースの物語集。鮫島圓さん名義で3作目。今回は異類婚姻譚は無く、人間の話が中心（冥界のからむ話はある）。どの話も上手くアレンジされていて、志怪小説と漫画の相性の良さを感じる。

2024/04/15

[コリエル]

干将莫耶の宝剣にまつわるエピソードは日本のオタクには馴染み深いので掴みにちょうどいいよね。母大蟲のエピソードはホントにただ逃げるだけで終わるの勿体無いな。

2023/06/21

[胡蝶]

表紙のイラストにも描かれている彼の話がなんとも切なかった、、中国の古典を漫画にしたそうだけどとてもわかりやすく、絵も雰囲気とマッチしてて興味深い一冊でした。

2025/05/24

[ジョン・ドゥ]

英霊エミヤの双剣で有名な干将莫耶の話など様々な中華達人アンソロジー。それにしても弓の達人は揃いも揃って師匠を殺しにかかるクズばかりで笑うｗ…とは言え2本再集録があり槍の達人の話が良い所で投げっぱなしになり弱冠モニョる；；

2023/07/16

[そらたま]

絵は勢いがあって可愛い女の子だけじゃなくオッサンとかモブもすごく上手い、ただかなりシンプルなので、Twitterで見る分にはいい感じだったけど改めて購入して読むとちょっと物足りない感じもした。話も絵の勢い任せのところがあるというか、母大蟲の話のラストなどは(電子版なのに)落丁かと思って見返してしまった。原典の話自体がそんな感じだからといえばそれまでだが…

2023/07/13