実験医学<br> リソソームの真機能 分解の場からコントロールセンターへ

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実験医学
リソソームの真機能 分解の場からコントロールセンターへ

  • 著者名:中村修平【企画】
  • 価格 ¥2,530(本体¥2,300)
  • 株式会社羊土社(2023/06発売)
  • ポイント 23pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784758125697

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内容説明

終末処理場を担うオルガネラ,リソソーム.分解以外にも,活発な膜動態で様々な役割を発揮し,発生から老化,がん・神経疾患にまでかかわる新たな姿が見えてきた/生体内のタンパク質相互作用をみる近接依存性標識

目次

【目次】
<特集>
リソソームの真機能 分解の場からコントロールセンターへ
企画/中村修平
概論―種々の生命現象にかかわるリソソームの新たな姿
リソソームの形態変化:機能制御の新たなかたち
炎症病態を制御するシグナル伝達ハブとしてのリソソームの役割
リソソーム損傷応答とその生理学的意義
リソソームと細胞老化
神経幹細胞におけるリソソーム機能
リソソームの細胞内分布制御の破綻と神経変性疾患
がん細胞の酸性環境適応におけるリソソームの開口放出

<いま知りたい!!>
近接依存性標識法が拓く相互作用解析の新時代
企画:澤崎達也
1)概論―近接依存性標識法の特徴と解析例
2)質量分析による近接依存性標識タンパク質の大規模同定
3)近接ビオチン標識法のマウスin vivo解析への応用

<連載>
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