病院でつくられる死―「死」と「死につつあること」の社会学

病院でつくられる死―「死」と「死につつあること」の社会学

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  • サイズ B6判/ページ数 312p/高さ 20X14cm
  • 商品コード 9784796701709
  • NDC分類 498.16
  • Cコード C1011

内容説明

アメリカの貧しい人々が行く総合病院の緻密なフィールドワークを通して病院という社会組織における「死」の認知、死の告知、死体の処置、服喪行動から葬式に到る過程をつぶさに見聞し、そこから見えてくる病院が産出する「死」、社会現象としての「死」を浮彫りにする。

目次

郡立病院の概況
死の発生と死の可視性―生態学的考察と職業的観点からの考察
社会的出来事としての死と死につつあること
悪い知らせ
病院の外で―お悔やみに関する覚え書
概観
「病院―死と死につつあることの倉庫」