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内容説明
電気代高騰も、異常気象も、ウクライナ侵攻も、新ビジネスも、
私たちの食生活も、ぜんぶ「資源」で読み解ける!
科学の伝道師である鎌田浩毅京大名誉教授がおくる、新時代の教養本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
32
電気代高騰、異常気象やパンデミック、エコテロリズム、ロシアと中国の動向、未来のエネルギー、食生活など、現代の様々な課題を「資源」という観点から読み解く一冊。水や森に関する現状と諸問題、エネルギー資源はどのような変遷を辿って、どういう位置づけにあるのか、鉱物資源を巡る世界情勢、や電気自動車の現状と課題などを踏まえて、これからどうすべきか、環境保護にどう取り組むべきかを考えてゆく一冊で、資源にまつわる様々な問題をテーマごとに見開きでわかりやすくコンパクトにまとまっていて、それぞれの論点も明確になっていました。2023/07/11
あっくん
16
「資源」という視点から世界情勢や各国のパワーバランス、そして日本の現在地を分かりやすく解説してくれています。 資源を制する者は世界を制す、と言えるほど経済的にも地政学的にも資源をどう戦略的に開発・調達するかが国家でも企業にも要求される。 一個人としては、まず今ホットな資源は何で、大きな流れはどこへ向かっているのかを押さえておくことで、資源保全に間接的に貢献できるのではないか。 流行りのSDGsといった理念を知るだけでなく、実際に行動する上での羅針盤となる情報が詰まっている。2024/01/07
hitomi
11
図書館の新刊コーナーで見て。エネルギーや地球環境についての情報は新聞などで得ているので多少は分かっているつもりでしたが、この本は体系的にまとめてあるので知識を整理し、アップデートすることができました。見開き1テーマで、左ページには本文、右ページには図版などで要点がまとめられています。「ストック型社会」から「フロー型社会」に戻そうという著者の提案に納得しました。そのためには一人ひとりの意識を高める必要があります。この本は入門編として最適だと思いました。2023/07/13
アマノサカホコ
10
東大阪市図書館。資源株探し。家庭用宅配水利用者5%。定期配達の安定性&成長右肩上がり。メタンハイドレートは研究中の資源、都市鉱山(リサイクル)2030年までに倍増計画、酸化ガリウム市場が拡大と予測、宇宙産業市場は20年間で約3倍で伸びると予測。宅配水関連銘柄、都市鉱山関連銘柄とノベルクリスタルテクノロジー(酸化ガリウム)関連銘柄に注視しよう2023/07/01
sakadonohito
5
アボカドの栽培にはトマトの10倍の水が必要。シリコンとシリコーンは別物。ウユニ塩湖には大量のリチウムが溶け込んでいるため中国が狙っている。ヨードの世界埋蔵量の8割は日本にある。というのが自分にとっての新しい知識。2025/07/05