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内容説明
「社員を幸せ」にしながら高い成果を生むために、マネージャーが読んでおきたい一冊
ここ数年で働き方改革やコロナによる在宅勤務が急激に推進されたことで、「事業内容や会社の規模」といった外見で選ぶのではなく「会社の性格の良さ」で会社を選びたいというニーズが確実に増えています。「性格のいい会社」はこの時代の価値観にフィットし、かつ成長する企業の在り方といえます。「性格のいい会社」は理想論ではありません。採用困難時代に「採れる・辞めない・成果出る」組織をつくるには、社員の幸せをベースとしたカルチャーづくりと経営の両輪をバランス良く回すことが重要であり、それが事業成長につながっていきます。自身の会社で組織崩壊を経験してから数年後、見事に「性格のいい会社」をつくりあげ、2022年に心理的安全性AWARDを受賞した株式会社ミライフの代表・佐藤氏。本書では、「性格のいい会社」づくりの鍵を握るマネージャー層に向けて、佐藤氏の実体験やリアルな社内制度、社内で使用しているワークシートを公開しています。「性格のいい会社」の考え方をすぐに取り入れて実践できる一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むらさき
6
面白かった。 いいなぁと思ったのはビジョンとして「シンプルに顧客と向き合う」というワード。 本当にこれに尽きると自分も感じている。 あとはコミュニケーションをして思考をブラッシュアップするカルチャーを作ろうとしているところがいいなぁと思うところでした。 方針として自分がしたいことにマッチしている感じ。 具体策は実行難しいけど、導入にいたった哲学はかなり学ぶところがある。 本のなかでは会社として取り組んでいるが、チームレベルから初めてもいいと思うしなんなら個人で初めてもいい。2023/11/13
あ
4
私は今の会社を辞めます。マネージャーが会社で一番大事っていうのはホントにそうかもな、、と色々考えてしまった。私が次の会社で、もしマネージャーになれそうだったらまた思い出したい内容。上場企業の部長なんて言ったら並大抵の人物ではないけど、でも現場の人たちにまで色々と介入するのは難しいと思う。マイクロマネジメントにならないようにしつつ、上手くマネージャーが立ち回らないと同じグループの人たちは上手く機能して働いていけないよなと、実感を持って読んでいた。人間関係が一番難しいのに、それが大事と言われてしまった、、2024/06/18
クリアウォーター
4
★★★★★本書は、6年前に著者が出した「いい人材が集まる、性格のいい会社」のアップデート版となる。前作より「性格のいい会社」というコンセプトをアップデートさせ、より実践的になっている。どの辺りが実践的かと言うと、著者が自ら体験した会社づくりの内容をベースにしている部分である。特に、その体験は失敗とも言える内容であり、だからこそ、リアリティがあって説得力が増すのである。「性格のいい会社」とは決して夢物語ではない。そのことが本書を通じて実感できる。ただ、自組織導入の際はテーラリングすることを忘れてはいけない。2023/09/08
虎ボルタ
2
「Doingで入社して、Beingで辞める」自分の人生で振り返っても、こういう退職はあったなぁ…。Beingは外からは見えないから、こうなるのかも。今はSNSもあるから、外から見える部分もあるけど、やはり信憑性に欠けるんだよな。そもそも主観だし。企業からすれば、Beingを如何に見える化するか、だよな。2024/05/25
ちなまい
1
コロナ禍を経て、ワークとプライベート、キャリアを全て叶える要素は変わった気がする。 それを実現するための内省や制度設計、働き方のつくり方が載っている本。2025/03/01