内容説明
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心のケアに医学モデルを適用することの問題は何か。精神科診断によらないアプローチとして英国で誕生し,世界的にムーブメントが拡がりつつあるPTMFの入門手引書,本邦初公刊。精神科医,看護師,心理専門職,ソーシャルワーカーなどの支援者から,精神科診断の「パワー」に悩む当事者まで,幅広く手に取ってほしい本。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
tharaud
6
DSMやICDなどの精神科の操作的診断を批判し、それに代わるオルタナティブとして「パワー(権力)、脅威、意味フレームワーク」を提案する。リカバリーという考え方やトラウマインフォームドケアに馴染んだ者にとっては、主張はそれほど新味のあるものではない。臨床の中ではすでに取り入れられており、こうしてアプローチにさらなる発展が必要なのは同意するが、保険診療システムの中でDSMに代わる力をもつのは難しいだろう。2024/06/02
ソーシャ
0
精神科診断を使わず、患者のナラティブを重視しようというPTMFアプローチの入門書。精神医学やCBTのアプローチが批判されていますが、科学の客観性を過信し過ぎな気もするし、そもそも診断があることとナラティブを重視することは両立するのではという気が・・・(例えば全員ではないですが、がんなどの疾患に罹患したことに人生上の意味を見出す人もいますよねという)ナラティブを重視する方法については参考になりましたが、英国の臨床心理学では本当にこのアプローチが主流なのかな…?(タビストックやモーズレーがある国ですけど)2023/09/17
diet8
0
苦悩は困難への最善の試み●地位や価値は経済で評価される●苦悩は新自由主義政策と関連●常に不安にされ金で解決を推奨●辛い低賃金でも労働復帰を目標にされる●脳の欠陥か責任か●人生に意味もつ●幼少期の脅威は長期悪影響●セラピーは意味を変えるもの●意味や脅威は文化依存●同調圧力強いと対人恐怖症は自然な反応●脅威と反応を切り離し病模型維持に既得権益●ストーリー聞け●PTMFの主目的は人生の出来事と反応の関係知れば精神疾患発明不要を示す事●給付に診断必要●普遍BASICインカム●診断で差別受けたり自己意識を損なう2023/08/16
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